<概要/Course Content Summary>
「マイノリティ」とは,人口比において少数派である人々のみならず,女性をはじめ,人口比においては少数派ではないにもかかわらず,社会的地位において劣位にある人々のことも含んだ概念です。一方,「法」とは,人が集まり,社会という集団が作られる際に形成される各種ルールのことを指します。 本科目ではまず,社会のルールとしての法について概説したのちに,日本社会においてマイノリティが抱える様々な困難について,具体例を交えながら解説します。そのうえで,マイノリティをめぐり展開されてきた思想や各種社会調査も扱いながら,マイノリティの人々が抱える困難が法との関係においてどのように形成され,また変遷してきたのかについて学んでいきます。 講義を通じて,法とマイノリティをめぐる社会課題との関係について理解し,既存の法を,マイノリティをめぐる社会課題の解消という観点から批判的に考察することができるようになることを目指します。
<到達目標/Goals,Aims>
(1)法とマイノリティをめぐる社会課題がどのように関係しているのかについて理解できるようになる。 (2)マイノリティをめぐる社会課題の解消という観点から,既存の法を批判的に考察できるようになる。
<DO Week期間の初回動画等の配信/The delivery of the first video, etc. during the “DO Week”>
あり/ Deliver the video
・法学第1回(DoWeek)講義動画:オリエンテーション
備考:講義動画の最後でアンケートのお願いをしております。可能な限り皆さんの関心に沿った話題も提供したいと思っています。ご協力をお願いいたします。
<授業計画/Schedule>
実施時期 /Week |
授業回/Number of Lesson |
授業実施方法 /How to conduct a Lesson |
授業実施時間数 /Class Hours |
| 内容/Contents |
| 授業時間外の学習/Assignments |
第1週/Week 1 (DO Week)
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第1回 |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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90 分/min |
| ガイダンス |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第2週/Week 2
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第2回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 「マイノリティ」とはだれか? |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第3週/Week 3
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第3回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| ジェンダーと法① |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第4週/Week 4
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第4回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| ジェンダーと法② |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第5週/Week 5
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第5回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 性的マイノリティと法① |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第6週/Week 6
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第6回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 性的マイノリティと法② |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第7週/Week 7
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第7回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 障害者と法① |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第8週/Week 8
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第8回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 障害者と法② |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第9週/Week 9
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第9回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 障害者と法③ |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第10週/Week 10
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第10回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 人種・民族的マイノリティと法① |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第11週/Week 11
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第11回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 人種・民族的マイノリティと法② |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第12週/Week 12
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第12回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 人種・民族的マイノリティと法③ |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第13週/Week 13
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第13回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 動物と法 |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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第14週/Week 14
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第14回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| インターセクショナリティと法 |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
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授業期間終了後/After the Class Period
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第15回 |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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90 分/min |
| 講義のまとめ |
| レジュメが事前に配布されている場合には配布資料を読んで予習し,講義内容を踏まえて復習すること。また,講義内容について疑問点があれば自分で調べておくこと。 |
<授業実施時間数/Class Hours>
| 授業実施方法/How to Conduct a Lesson |
授業実施時間数/ Class Hours |
| 面接/Face-to-face |
1170 分/min |
| オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video) |
180 分/min |
| オンデマンド(授業内課題)/On-demand(assignment in class) |
0 分/min |
| リアルタイム配信/Real-time online |
0 分/min |
| その他/Others |
0 分/min |
| 総合計/Total Amount of Class Hours |
1350 分/min |
授業計画は,受講者と相談の上,変更する場合があります。
アクティブラーニング/Active Learning
課題解決型学習・問題解決型学習/ PBL(Project/Problem Based Learning), ディスカッション・ディベート/ Discussion・Debate
使用システム/System Tools
e-class
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
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平常点(クラス参加,ミニッツペーパー)
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30%
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授業時にミニッツペーパーを実施します。ミニッツペーパーの記述内容から授業内容を適切に理解し,主体的に課題を考察できているかを判断し評価します。
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期末レポート試験・論文
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70%
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授業内容を十分に理解できているか,また,選択したテーマについて,法との関係から適切に考察したうえで,説得的に記述することができているかを判断し評価します。
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<テキスト/Textbook>
教員が作成したパワーポイント資料に基づき講義を進めます。
<参考文献/Reference Book>
参考文献は講義中に適宜紹介します。
<連絡方法 / Contact method>
科目担当者への連絡方法/Contact method from student to instructor
e-classを利用します。
科目担当者からの連絡方法/Contact method from instructor to students
e-classを利用します。
<備考/Remarks>
面接授業を予定しているが,登録者多数等で教室での面接授業が実施できない場合は,遠隔授業に変更することがある。
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