シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2025年度

(金曜日2講時)
面接(特例)/Face-to-face(special)

学則第9条の5対象
Article 9-5 of
the Undergraduate Regulations applies

対象外/Not Applicable

ディプロマポリシーとの関連性はこちらを参照/Relationship with Diploma Policy

10702005-023 

△アカデミック・スキル1-23
Academic Skills 1-23
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  夏 世明 辻 優太郎

<概要/Course Content Summary>

 政策の背景にある問題や地域の特性,政策の効果を明らかにするためには,科学的な分析によるエビデンスが必要である。本講義では,定量分析と定性分析・読解の2つの側面から,問題や政策等について分析するとともに,分析した結果をもとにした探究能力を身に付ける。具体的に,定量分析は,問題発見に必要なデータの収集,整理,分析手法を習得するものである。定性分析・読解は,事例研究などをもとにした比較やインタビュー調査による整理,モデルに基づく分析などを含む質的な内容をいかに類型化し,特徴や本質を見出す手法やリサーチメソッドなどを習得する。なお,定性分析・読解には,必要に応じて日本語のみならず英語の書籍や論文を用いた研究方法を探究するものも含まれる。履修者は定量/定性・読解の2つのアカデミック・スキルを1クラスでセットで受講する分析的探究の徹底を図る。 
 なお,履修者が持参するノートパソコンを用いて講義を行う。このため,毎回の授業では必ずノートパソコンを持参すること。 

<到達目標/Goals,Aims>

・地域社会やグローバル社会の課題を発見し解決する手段を考えるための,科学的な分析手法(定量分析および定性分析)が身につく。 
・エビデンスにもとづいて現状や課題を論理的に理解することができるようになる。

<DO Week期間の初回動画等の配信/The delivery of the first video, etc. during the “DO Week”>

あり/ Deliver the video

現在、非公開です。/It's currently undisclosed.

備考:公開は10月31日までとする

<授業計画/Schedule>

実施時期
/Week
授業回/Number of Lesson 授業実施方法
/How to conduct a Lesson
授業実施時間数
/Class Hours
内容/Contents
授業時間外の学習/Assignments
第1週 DO Week

1 オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)

90 分/min
定量分析/定性分析・読解の授業の進め方
定量分析/定性分析・読解に関するの手法やデータ,情報,事例の分析の意義,エビデンスに基づく政策形成(EBPM)とは何かを学習。
第2週

2 面接/Face-to-face

90 分/min
データ収集
統計書や各種データベースを用いてデータの収集と整理方法を把握するとともに,平均や中央値,標準偏差など基本的な統計用語を学習。
第3週

3 面接/Face-to-face

90 分/min
変化の分析
自治体や企業等の主体について,過去からの現在までの時系列でみた変化の分析能力を習得。
第4週

4 面接/Face-to-face

90 分/min
比較(定量)
自治体や企業等のクロスセクションのデータを比較する能力を習得。
第5週

5 面接/Face-to-face

90 分/min
特徴の分析
地域や産業等について,構成比や特化係数のほか,格差や集中状況等を示す指標からその構造を分析する能力を習得。
第6週

6 面接/Face-to-face

90 分/min
その他の定量分析手法1
相関分析,回帰分析などの手法を理解する。
第7週

7 面接/Face-to-face

90 分/min
その他の定量分析手法2
その他の手法の応用,データビジュアリゼーションなどについて理解する。
第8週

8 オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)

90 分/min
定量分析のレポート課題とアカスキ2への展開
定量分析に関するレポート課題について説明するとともに,アカスキ1の総括をふまえアカスキ2への展開を説明。
第9週

9 面接/Face-to-face

90 分/min
リサーチ・メソッド/リーガル・メソッド
各種の資料や情報の収集方法,事例やサンプルの選び方,インタビューやアンケート等の方法について理解。また,各事例について,その適法性を考察。
第10週

10 面接/Face-to-face

90 分/min
比較
自治体や国,企業等の政策等の事例について比較する能力を習得。
第11週

11 面接/Face-to-face

90 分/min
モデル
自治体や国,企業等の事例について,何らかのモデルにより分析する能力を習得。
第12週

12 面接/Face-to-face

90 分/min
因果探索
特定のテーマの資料の読解と,根本的な問題や派生的な問題を可視化する能力を習得。
第13週

13 面接/Face-to-face

90 分/min
その他定性分析手法1
定性分析の手法や応用事例に関する議論を理解。
第14週

14 面接/Face-to-face

90 分/min
その他定性分析手法2
定性分析の手法や応用事例に関する議論を理解。
授業期間終了後/After the Class Period

15 オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)

90 分/min
定性分析・読解のレポート課題とアカスキ2への展開
定性分析・読解に関するレポート課題について説明するとともに,アカスキ1の総括をふまえアカスキ2への展開を説明。

<授業実施時間数/Class Hours>

授業実施方法/How to Conduct a Lesson 授業実施時間数/ Class Hours
面接/Face-to-face 1080 分/min
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video) 270 分/min
オンデマンド(授業内課題)/On-demand(assignment in class) 0 分/min
リアルタイム配信/Real-time online 0 分/min
その他/Others 0 分/min
総合計/Total Amount of Class Hours 1350 分/min

上記は,定量が前半で,定性・読解が後半のパターンで記載。クラスにより逆の場合がある。

アクティブラーニング/Active Learning

実習・実験・実技/ Practical Training・Experiment・Skills Practice

使用システム/System Tools

e-class, Panopto

使用システムコメント/ Comment on the System tools

履修者が持参するノートパソコンを用いて講義を行う。このため,毎回の授業では必ずノートパソコンを持参すること。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(クラス参加,グループ作業の成果等)  60%  授業中に分析手法をどの程度理解しているか,積極的に授業に参加しているかが評価のポイントである。 
定量分析または定性分析のいずれかの対面授業を3回欠席した場合は原則不合格とする。 
期末レポート試験・論文  40%  定量分析,定性分析・読解について2つのレポートを提出してもらい評価する。定量分析においては,変化の分析,比較,特徴の分析について,また,定性分析・読解においては比較,因果探索についての手法を習得で来ているかどうかが評価のポイントである。 

成績評価は前半と後半の各担当者がPAS/FALで行う。

<連絡方法 / Contact method>

科目担当者への連絡方法/Contact method from student to instructor

担当教員の指示による

科目担当者からの連絡方法/Contact method from instructor to students

担当教員の指示による
 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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