シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2025年度

(木曜日4講時)
面接/Face-to-face

学則第9条の5対象
Article 9-5 of
the Undergraduate Regulations applies

対象外/Not Applicable

ディプロマポリシーとの関連性はこちらを参照/Relationship with Diploma Policy

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○商法総則・商行為法Ⅰ
Business Law 1
2単位/Unit  春学期/Spring  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  伊藤 靖史

<概要/Course Content Summary>

 みなさんは,アルバイトで稼いだお金で,本や洋服その他の様々な商品を購入するでしょう。商品は,メーカーから卸売業者や小売業者を経て,はじめて皆さんの手元に届きます。このような企業同士の取引,あるいは,企業と消費者(みなさん)の取引は,企業取引と呼ばれることがあります。企業取引については,民法以外に,商法,保険法,消費者契約に関する法律など,様々な法律が規律しています。現実の社会で行われる「取引」の大半はそのような企業取引であり,したがって,取引についての「生きた法」を理解するためにも,民法以外の様々な法分野について学ぶ必要があるのです。 
 この講義では,企業取引について規律する法分野のうち,まず,商法総則(商法第1編・会社法第1編)のルールについて説明します。商法総則には,商業登記や商号など,企業取引を円滑にする諸制度について定められています。その後で,消費者法(消費者契約法,特定商取引法,割賦販売法など)のルールについて説明します。消費者法は,企業と消費者の間の取引について,消費者を保護するための特別のルールを置くものです。消費者法は民法分野の特別法と位置付けられることの多い法領域ですが,企業取引とも関連が深いため,この授業でも数回をその説明に充てるということです。

<到達目標/Goals,Aims>

学生が,商法総則について専門的な知識を修得し,知識相互の関係を体系的に理解することができるようになる。また,学生が,商法総則についての専門的な知識に基づき社会的な問題の解決策について論理的に思考することができるようになる。

<DO Week期間の初回動画等の配信/The delivery of the first video, etc. during the “DO Week”>

あり/ Deliver the video
・イントロダクション1
・イントロダクション2


<授業計画/Schedule>

実施時期
/Week
授業回/Number of Lesson 授業実施方法
/How to conduct a Lesson
授業実施時間数
/Class Hours
内容/Contents
授業時間外の学習/Assignments
第1週 DO Week

1 オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)

90 分/min
イントロダクション
第2週

2 面接/Face-to-face

90 分/min
商法の総論
予習または復習
第3週

3 面接/Face-to-face

90 分/min
商人と商行為
予習または復習
第4週

4 面接/Face-to-face

90 分/min
商業登記
予習または復習
第5週

5 面接/Face-to-face

90 分/min
不実の登記,商号の意義等
予習または復習
第6週

6 面接/Face-to-face

90 分/min
商号の不正使用等
予習または復習
第7週

7 面接/Face-to-face

90 分/min
名板貸,支配人
予習または復習
第8週

8 面接/Face-to-face

90 分/min
商業使用人の代理権
予習または復習
第9週

9 面接/Face-to-face

90 分/min
代理商,営業譲渡
予習または復習
第10週

10 面接/Face-to-face

90 分/min
営業譲渡と債権者・債務者,消費者法の基礎
予習または復習
第11週

11 面接/Face-to-face

90 分/min
消費者の取消権
予習または復習
第12週

12 面接/Face-to-face

90 分/min
契約条項の無効,消費者団体
予習または復習
第13週

13 面接/Face-to-face

90 分/min
特定商取引法,電子消費者契約
予習または復習
第14週

14 面接/Face-to-face

90 分/min
特定商取引法(続),割賦販売法
予習または復習
授業期間終了後/After the Class Period

15 オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)

90 分/min
授業および期末試験の講評

<授業実施時間数/Class Hours>

授業実施方法/How to Conduct a Lesson 授業実施時間数/ Class Hours
面接/Face-to-face 1170 分/min
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video) 180 分/min
オンデマンド(授業内課題)/On-demand(assignment in class) 0 分/min
リアルタイム配信/Real-time online 0 分/min
その他/Others 0 分/min
総合計/Total Amount of Class Hours 1350 分/min

受講者の理解度などを考慮しながら,講義の範囲や順序を変更することがありえます。

アクティブラーニング/Active Learning

使用システム/System Tools

e-class, Panopto

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

期末筆記試験  100%  講義内容全体に関する評価を,筆記試験形式で実施します。 

<テキスト/Textbook>

近藤光男  『商法総則・商行為法〔第9版〕』 (有斐閣、2023年) ISBN:978-4641138087 

 

講義では,項目・概要・資料を掲載したプリントを配付します(紙で配布するかe-classで配布するかは現在検討中です)。講義の時間は限られているため,細かい制度の内容や正確な定義等については,テキストの該当ページを示し,受講者に各自で学んでいただくことも多くなると思います。また,講義には,必ず,最新版の六法を持参してください。

<参考文献/Reference Book>

森本滋編著  『商法総則講義〔第3版〕』(成文堂、2007年)ISBN:978-4792325619 
 

<参照URL/URL>

http://www1.doshisha.ac.jp/~yaito/ 
伊藤研究室(授業・演習用ホームページ) 

<連絡方法 / Contact method>

科目担当者への連絡方法/Contact method from student to instructor

e-classメッセージ、電子メール

科目担当者からの連絡方法/Contact method from instructor to students

DUETメッセージ、e-classメッセージ、電子メール
 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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