<概要/Course Content Summary>
日本映画はサイレント時代から現在にいたるまで無数の作品が製作されている世界有数の映画大国であり,芸術的作品から娯楽作品まで世界的に知られている映画も少なくない。この授業では日本映画史の流れを理解しながら,日本映画独自の魅力や問題点について議論する。
<到達目標/Goals,Aims>
日本映画史についての知識を身につけ,個々の作品を分析的に見る方法を学ぶ。 また,自らの興味に基づいて主体的に問いを立て,それを解決する能力を磨くとともに,その意義を的確に他者に伝える表現力の涵養を目指す。
<DO Week期間の初回動画等の配信/The delivery of the first video, etc. during the “DO Week”>
なし/ Not deliver the video
<授業計画/Schedule>
実施時期 /Week |
授業回/Number of Lesson |
授業実施方法 /How to conduct a Lesson |
授業実施時間数 /Class Hours |
| 内容/Contents |
| 授業時間外の学習/Assignments |
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第1週 DO Week
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オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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0 分/min |
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第2週
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第1回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| イントロダクション――授業の概要,進め方,評価方法について |
| 現在にいたるまで,世界でどのような日本映画が知られ人気があるかを確認する。また,日本国内と国外で人気がある作品のちがいについて考える。 |
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第3週
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第2回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 1950年代――戦後日本映画の黄金期 |
| 1950年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第4週
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第3回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 日本のメロドラマ映画――『君の名は』 |
| 1950年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第5週
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第4回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 1960年代――産業の衰退とニューウェーブ |
| 1960年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第6週
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第5回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 世界のクロサワ――『椿三十郎』 |
| 1960年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第7週
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第6回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 1970年代――経済成長の光と影 |
| 1970年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第8週
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第7回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| やくざの生き様――『仁義なき戦い』『男はつらいよ』が描く日本の情景 |
| 1970年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第9週
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第8回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 1980年代――スタジオシステムの終焉 |
| 1980年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第10週
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第9回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 角川映画――『セーラー服と機関銃』 |
| 1980年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第11週
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第10回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 1990年代――バブル崩壊,リアリズム |
| 1990年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第12週
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第11回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 平成の特撮怪獣映画――ゴジラとガメラ |
| 1990年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第13週
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第12回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 2000年代――アニメ大国となった日本 |
| 2000年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第14週
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第13回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| ジブリの覇権――『千と千尋の神隠し』 |
| 2000年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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授業期間終了後/After the Class Period
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第14回 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
| 2010年代――災厄との向き合い方 |
| 2010年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
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第15回 |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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90 分/min |
| 戦争と災害――『永遠の0』『君の名は。』 |
| 2010年代に公開された日本映画を調べ,気になった作品を実際に視聴する。 |
<授業実施時間数/Class Hours>
| 授業実施方法/How to Conduct a Lesson |
授業実施時間数/ Class Hours |
| 面接/Face-to-face |
1260 分/min |
| オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video) |
90 分/min |
| オンデマンド(授業内課題)/On-demand(assignment in class) |
0 分/min |
| リアルタイム配信/Real-time online |
0 分/min |
| その他/Others |
0 分/min |
| 総合計/Total Amount of Class Hours |
1350 分/min |
受講生の興味に応じて,授業内容を多少変更する場合があります。
アクティブラーニング/Active Learning
ディスカッション / Discussion
使用システム/System Tools
e-class, Teams
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
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平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)
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30%
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積極的に授業に参加し,きちんと内容を理解しているか。
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小レポート
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30%
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自主的に学習を進めているか。
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期末レポート試験・論文
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40%
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授業内容をふまえ,独自の視点で問題意識を発展させることができているか。
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平常点(30点):毎回の授業の最後に示す問いについて授業時間外で考え,次の授業のはじめに答えを発表しあって簡単なディスカッションをします。 小レポート(30点):授業時間外に各自で授業内容に関連する作品を視聴し,簡単な考察をおこなう。 期末レポート(40点):日本語で2,000字程度のレポートを課します。レポートのテーマは授業内で発表します。授業内容に基づき,自らの問題意識を展開しているかどうかを見ます。
<テキスト/Textbook>
テキストは使用しない。
<参考文献/Reference Book>
開講前に一読しておくと授業の理解がより深まります。
<連絡方法 / Contact method>
科目担当者への連絡方法/Contact method from student to instructor
質問はe-classで受付ける。e-mailでの連絡も可とする。
科目担当者からの連絡方法/Contact method from instructor to students
連絡はすべてe-classで行う。
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