<概要/Course Content Summary>
【キーワード】 コリア語,文字と発音,丁寧な語尾,助詞,音変化,過去形 【目標・内容】 朝鮮半島をはじめとする各地域で主に朝鮮民族によって用いられている言語を朝鮮語あるいは韓国語といいますが,同志社大学ではその総称としてコリア語という名称を用いています。 ハングルというのは,コリア語を表記するための文字の名称です。最近,街なかやテレビ等でも丸と棒などでできた文字を見かけることが増えてきたので,皆さんも見たことがあると思います。 この「コリア語入門Ⅰ」のクラスでは,現代コリア語の文字と発音の学習から始めて,「です,ます」に該当する丁寧な表現,英語のbe動詞にほぼ相当する指定詞,物の有無を表す存在詞,漢数詞,固有数詞,否定表現,過去時制などの文法事項を体系的に学びます。数詞がきちんと表現でき,聞き取れるようになれば買い物ができます。また否定表現と過去形まで学習すれば,表現の幅は大きく広がります。 コリア語は言語構造が日本語と非常によく似ているので,3カ月ほど集中的に勉強すれば簡単な手紙を書いたりエッセイを読んだりできるようになります。一方,発音は難しく,会話,特に聞き取りが正確にできるようになるまでにはそれなりの時間がかかり,自主的な努力が必要です。 受講に際して予備知識は必要ありませんが,文字が特殊なので特に最初の1カ月は文字と発音をしっかり学習してください。その都度復習しておかないと,黒板の文字すら写せず,授業に取り残されることになります。一方で文字が読めるようになると,コリア語学習はどんどん楽しくなっていきます。
<到達目標/Goals,Aims>
夏休みに簡単な日記が書けるようになるのが「入門Ⅰ」の目標です。
<DO Week期間の初回動画等の配信/The delivery of the first video, etc. during the “DO Week”>
あり/ Deliver the video
URL公開期間は終了しました。/The URL was closed.
<授業計画/Schedule>
実施時期 /Week |
授業回/Number of Lesson |
授業実施方法 /How to conduct a Lesson |
授業実施時間数 /Class Hours |
| 内容/Contents |
| 授業時間外の学習/Assignments |
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第1週 DO Week
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1週目 |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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180 分/min |
| コリア語の概要,第1課:母音字<1>,子音字<1>,子音字<2> |
| 文字と発音を正確に覚えること(2時間) |
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第2週
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2週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第1課:有声音化<1>,母音字<2>,字母順と辞書の引き方<1> |
| 文字と発音を正確に覚えること(2時間) |
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第3週
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3週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第2課:母音字<3>,パッチムと終声<1>,有声音化<2>,連音化<1> |
| 文字と発音を正確に覚えること(2時間) |
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第4週
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4週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第2課:濃音,助詞<1>,字母順と辞書の引き方<2> |
| 文字と発音を正確に覚えること(2時間) |
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第5週
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5週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第3課:母音字<4>,パッチムと終声<2>,連音化<2>,終声規則 |
| 文字と発音を正確に覚えること(2時間) |
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第6週
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6週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第3課:해요体<1>,助詞<2>,字母順と辞書の引き方<3> |
| 助詞のつけ方を覚えること(2時間) |
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第7週
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7週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第4課:합니다体,音変化<1>,指定詞 |
| 합니다体の活用を覚えること(2時間) |
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第8週
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8週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第4課:接尾辞の하다,漢数詞 |
| 接尾辞の하다の概念を身につけること,漢数詞を覚えること(2時間) |
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第9週
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9週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第4課:音変化<2>,助詞<3> |
| 発音の変化について覚えること(2時間) |
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第10週
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10週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第5課:해요体<2>,転成,音変化<3> |
| 해요体の縮約形を覚えること(2時間) |
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第11週
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11週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第5課:指示詞と疑問詞 |
| 指示詞と疑問詞を覚えること(2時間) |
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第12週
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12週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第5課:存在詞 |
| 存在詞と位置名詞を覚えること(2時間) |
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第13週
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13週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第6課:過去形,前置否定形 |
| 過去形の作り方を覚えること(2時間) |
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第14週
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14週目 |
面接/Face-to-face
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180 分/min |
| 第6課:固有数詞,日付,助数詞 |
| 固有数詞を覚えること(2時間) |
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授業期間終了後/After the Class Period
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15週目 |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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180 分/min |
| まとめ |
| 学習した内容を総括する(2時間) |
<授業実施時間数/Class Hours>
| 授業実施方法/How to Conduct a Lesson |
授業実施時間数/ Class Hours |
| 面接/Face-to-face |
2340 分/min |
| オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video) |
360 分/min |
| オンデマンド(授業内課題)/On-demand(assignment in class) |
0 分/min |
| リアルタイム配信/Real-time online |
0 分/min |
| その他/Others |
0 分/min |
| 総合計/Total Amount of Class Hours |
2700 分/min |
アクティブラーニング/Active Learning
実習 / Practical Training
使用システム/System Tools
e-class, Panopto
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
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平常点(普段の課題など)
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30%
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授業の出席,担当教員が課す課題の遂行・提出状況および小テストにより評価する。小テストは教科書の語句リストに基づく単語テストと,学習した文法事項に関して課ごとに実施する。
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期末試験
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70%
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学習した内容に関して総合的に判定する。
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上記の評価項目を総合して最終的な成績を算出する。なお,授業日数の3分の2以上の出席がない場合は,期末試験の受験資格を認めないことがある。積極的に授業に参加し,コリア語学習に真面目に取り組むこと。
<成績評価結果/Results of assessment>
成績評価の見方について/Notes for assessment
| 登録者数 |
成績評価(%) |
評点 平均値 |
備考
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| A |
B |
C |
D |
F |
他 |
| 33 |
30.3 |
15.2 |
39.4 |
15.2 |
0.0 |
0.0 |
2.6 |
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<テキスト/Textbook>
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油谷幸利・コヨンジン 『実用韓国語 改訂版』改訂7刷
(白水社、2020)
ISBN:9784560017906
2013年度まで用いた『実用韓国語』(白水社)から内容を大幅に変更し,毎年少しずつ訂正を重ねているので,必ず各校地の大学生協書店で新規購入すること。
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<参考文献/Reference Book>
<連絡方法 / Contact method>
科目担当者への連絡方法/Contact method from student to instructor
担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯におこなうこと。それ以外の場合にはe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属事務室にて相談をすること。
科目担当者からの連絡方法/Contact method from instructor to students
DUET,e-class
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