<概要/Course Content Summary>
同志社大学(今出川校地)界隈は,室町時代・江戸時代を通じて歴史的に重要な舞台であった。室町時代にあっては三代将軍足利義満が将軍御所室町第(花の御所)を造営,その東隣りには巨大な寺院相国寺が創建された。以後室町時代にあっては歴史上の重要な出来事がこの地域で起こることとなる。そのひとつが応仁・文明の乱である。江戸時代には幕府は江戸に移ったが,天皇を中心として朝廷(公家)文化が大きく花開いた。そうした歴史を紐解く。なお京田辺校地では南山城地域の歴史についても触れる。歴史を自分なりにとらえる視点を養ってもらう。 宇治市で13年間文化財行政職として勤務し,現在もその延長線上で同志社構内での歴史的業務に携わり寺社等とのご協力を得ながら京都文化について研究を中心に行っている。そうした様々な実務経験をもとに研究だけではなく行政・現代社会との関わり等について話を進める。
<到達目標/Goals,Aims>
歴史上の重要な舞台に大学が立地することを学び,中・近世京都の歴史について身近に感じてもらうことを主目的とする。歴史を自分なりにとらえる視点を養ってもらう。
<DO Week期間の初回動画等の配信/The delivery of the first video, etc. during the “DO Week”>
あり/ Deliver the video
・https://doshisha.ap.panopto.com/Panopto/Pages/Viewer.aspx?id=4c072c02-b92f-49d4-a155-b1d1007c1e14
<授業計画/Schedule>
実施時期 /Week |
授業回/Number of Lesson |
授業実施方法 /How to conduct a Lesson |
授業実施時間数 /Class Hours |
内容/Contents |
授業時間外の学習/Assignments |
第1週 DO Week
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1 |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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90 分/min |
日本史を学ぶにあたって |
日本史の概説書に目をとおしておくとよい |
第2週
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2 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
南山城の注目すべき古寺 |
南山城の地図をみておくとよい |
第3週
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3 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
京田辺キャンパスに残る遺跡 |
京田辺キャンパスの地図上の位置をおさえておくとよい |
第4週
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4 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
みやこが大和から山城へ |
日本史の概説書で平安時代の政治史部分を読んでおくとよい |
第5週
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5 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
平安時代の庭園-宇治平等院の事例- |
平等院など現在に残る平安時代の庭園を訪れておくとよい |
第6週
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6 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
武家政権誕生-鎌倉時代ー |
日本史の概説書で鎌倉時代の政治史の部分を読んでおくとよい |
第7週
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7 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
沈没船からみる対外貿易 |
日本史の概説書で中世外交の部分を読んでおくとよい |
第8週
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8 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
室町政権成立 |
日本史の概説書で室町時代の政治史に関する書物を読んでおくとよい |
第9週
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9 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
室町政権の崩壊 |
日本史の概説書で室町時代の政治史に関する書物を読んでおくとよい |
第10週
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10 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
応仁の乱 |
日本史の概説書で室町時代の政治史に関する書物を読んでおくとよい |
第11週
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11 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
南の室町時代 |
日本史の概説書で室町時代の沖縄の部分を読んでおくとよい |
第12週
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12 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
江戸時代の朝廷 |
日本史の概説書で江戸時代前期の部分を読んでおくとよい |
第13週
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13 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
摂家二条家と尾形乾山 |
日本史の概説書で江戸時代前期の部分を読んでおくとよい |
第14週
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14 |
面接/Face-to-face
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90 分/min |
幕末京都 |
日本史の概説書で幕末の部分を読んでおくとよい |
授業期間終了後/After the Class Period
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15 |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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90 分/min |
まとめ |
これまでの授業資料をみておくとよい |
<授業実施時間数/Class Hours>
授業実施方法/How to Conduct a Lesson |
授業実施時間数/ Class Hours |
面接/Face-to-face |
1170 分/min |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video) |
180 分/min |
オンデマンド(授業内課題)/On-demand(assignment in class) |
0 分/min |
リアルタイム配信/Real-time online |
0 分/min |
その他/Others |
0 分/min |
総合計/Total Amount of Class Hours |
1350 分/min |
アクティブラーニング/Active Learning
発見学習 / Discovery Learning
使用システム/System Tools
e-class
使用システムコメント/ Comment on the System tools
レポート課題でフィールドワークあり
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)
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15%
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出席点。資料データの開示をもって出席とする。
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期末レポート試験・論文
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85%
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各A4レポート用紙1枚以上で課題二つ。課題に対してしっかり書けているかを評価の中心とする。テーマ・書式については授業で説明する。
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<テキスト/Textbook>
資料は随時配布する。
<連絡方法 / Contact method>
科目担当者への連絡方法/Contact method from student to instructor
e-class
科目担当者からの連絡方法/Contact method from instructor to students
e-class
<備考/Remarks>
面接授業を予定しているが,登録者多数等で教室での面接授業が実施できない場合は,遠隔授業に変更することがある。
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