シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2024年度

(月曜日2講時)
遠隔/Online

学則第9条の5対象
Article 9-5 of
the Undergraduate Regulations applies

対象/Applicable

16000100-051 

○キャリア開発と学生生活-51 (働くことは生きること)
Career Development and Student's Life-51 -Work for a Good Life-
2単位/Unit  春学期/Spring  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  阪田 真己子

<概要/Course Content Summary>

 大学におけるキャリア支援は,単に「就職内定」することを支援するものではない.「はたらく」とは,人生においてどのような意味があるのか,そもそも何のために「はたらく」のか,を考えるとともに,「いかに生きるか」という本質的な問いを考えるための原点となるような学びを提供することが本授業のねらいである. 
 本講では,以上の基本的な考え方に立って,受講生が「はたらく」ことを中心とした自分の人生設計に向かえるように,様々な啓発的な情報と多様な視点を提供する.授業としては,学内外の多彩なゲスト講師を迎え,働くことの意味やキャリア開発の必要性,人生設計と職業の関わり,産業経済・企業環境の現状,起業やNPOなどの仕事形態の変化,家族のあり方やジェンダーやボランティアと仕事との関わり,などをテーマとする.職業は学生生活の延長上に自らのキャリア開発の一環としてある.受講生がそのためのアンテナを開き,現在から将来への自らの生き方と働き方を展望するとともに,本講を通して「今何をすべきか」を省みることを期待する. 
 なお,本講義は,実際に様々なキャリアの最前線で活躍しているゲストスピーカーが,オムニバス形式により,その専門的知識と経験を活かして,学生生活中に取り組むべきキャリア開発に必要な視点を講義する。 

<到達目標/Goals,Aims>

受講生が, 
1.現在の仕事を取り巻く状況を理解し, 
2.自らのキャリア開発に役立つ情報を調査検討した上で, 
3.学業を土台とする必要な自己開発に取り組み, 
4.自分の仕事と重ね合わせて自分の将来の人生のあり方を構想できるようになること 
これらを授業の目標とする。 

<DO Week期間の初回動画等の配信/The delivery of the first video, etc. during the “DO Week”>

あり/ Deliver the video
・キャリア開発と学生生活(Do Week)

備考:受講生はe-class上で2024年度中は公開

<授業計画/Schedule>

実施時期
/Week
授業回/Number of Lesson 授業実施方法
/How to conduct a Lesson
授業実施時間数
/Class Hours
内容/Contents
授業時間外の学習/Assignments
第1週 DO Week

1 オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)

90 分/min
はじめに:いまなぜ仕事と生き方を考えなければならないのか
講義内容の復習
第2週

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
同志社大学のキャリア動向
講義内容の復習
第3週

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
社会人に求められるコミュニケーション能力
講義内容の復習
第4週

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
経営者としてのキャリア:起業をするということ(ゲスト講師)
講義内容の復習
第5週

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
大学での学びを新時代のキャリアデザインに結びつけるために(ゲスト講師)
講義内容の復習
第6週

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
ワークライフバランスと男女共働(ゲスト講師)
講義内容の復習
第7週

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
キャリアチェンジと自己啓発(ゲスト講師)
講義内容の復習
第8週

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
ダイバーシティこそがイノベーションの源泉 
~企業のユニバーサルデザインへの取り組み~(ゲスト講師)
講義内容の復習
第9週

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
AI時代のキャリアデザイン(ゲスト講師)
講義内容の復習
第10週

10

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
企業の国際化とキャリアデザイン(ゲスト講師)
講義内容の復習
第11週

11

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
社会のために,自分のために- NPO,NGO,公共企業で働く(ゲスト講師)
講義内容の復習
第12週

12

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
キャリアビジョンを考える(ゲスト講師)
講義内容の復習
第13週

13

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
キャリアと多様性(ゲスト講師)
講義内容の復習
第14週

14

リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択

90 分/min
課外体験から学ぶ — クラブ,インターンシップ,ボランティア(ゲスト講師)
この科目を受けて自分のなかで変化した点を考えること 
授業期間終了後/After the Class Period

15 オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)

90 分/min
まとめ
この科目を受けて自分の学生生活のどこを改善すべきかを考えること

<授業実施時間数/Class Hours>

授業実施方法/How to Conduct a Lesson 授業実施時間数/ Class Hours
面接/Face-to-face 0 分/min
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video) 180 分/min
オンデマンド(授業内課題)/On-demand(assignment in class) 0 分/min
リアルタイム配信/Real-time online 0 分/min
その他/Others 1170 分/min
総合計/Total Amount of Class Hours 1350 分/min

ゲスト講師の都合により授業の内容・計画を変更することがある。 
初回授業にて全15回の進行予定について説明する。

アクティブラーニング/Active Learning

使用システム/System Tools

e-class, Panopto

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席+授業に関する課題)  55%  毎回課す授業内容に関する課題を評価する。10回以上の提出がなければ履修放棄とみなす。 
小レポート  45%  (毎回の授業課題とは別に)期間中3回の小レポートを課し,それぞれ15%の配分とする.2回以上の提出がなければ履修放棄とみなす. 

初回授業時に成績評価の詳細について説明する. 
毎回,授業内容に対する課題をe-classに提出する. 
毎回の授業課題と期間中3回のミニレポートの合計で評価を行う. 
なお,授業課題は10回以上,小レポートは2回以上の提出がなければ「履修放棄」とみなす.

<テキスト/Textbook>

関連資料,レジュメは各授業回でe-classにて配布する.

<参考文献/Reference Book>

1.渡辺峻編  『大学生のためのキャリア開発入門』第2版 (中央経済社、2008年)
 

2.黒崎誠  『起業家の条件 — ベンチャー企業23の成功物語』(平凡社新書、2006年)
 

3.笹山尚人  『労働法はぼくらの味方だ!』(岩波ジュニア新書、2009年)
 

4.島田恒  『NPOという生き方』(PHP新書、2005年)
 

5.高橋俊介  『キャリアショック-どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか?-』(ソフトバンク文庫、2006年)
 

6.英『エコノミスト』編集部  『2050年の世界-英『エコノミスト』誌は予測する-』(文藝春秋、2012年)
 

7.白河桃子/常見陽平  『女子と就活-20代からの「就・妊・婚」講座-』(中公新書ラクレ、2012年)
 

8.工藤和男  『くらしとつながりの倫理学』(晃洋書房、2006年)
 

9.細谷 功  『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』(dZERO、‎2014年)
 

10.漆紫穂子  『働き女子が輝く28歳までに身につけたいこと』(かんき出版、2017年)
 

11.田坂 広志  『なぜ,働くのか:生死を見据えた「仕事の思想」』(‎PHP研究所、2017年)
 

12.川﨑友嗣 他  『大学生のためのキャリアデザイン 自分を知る・社会を知る・未来を考える』(ミネルヴァ書房、2019年)
 

13.渡部信一編  『AI時代の教師・授業・生きる力』(ミネルヴァ書房、2020年)
 

14.澤田智洋著   『マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう』(ライツ社、2021年)
 

15.リンダ グラットン (著), アンドリュー スコット (著), 池村 千秋 (翻訳)  『LIFE SHIFT』(東洋経済新報社、2016年)
 

16.アンドリュー・スコット (著), リンダ・グラットン (著), 池村 千秋 (翻訳)   『LIFE SHIFT2: 100年時代の行動戦略』(東洋経済新報社、2021年)
 

<参照URL/URL>

DoWeek資料 
DoWeek期間動画で呈示した資料です。 

<連絡方法 / Contact method>

科目担当者への連絡方法/Contact method from student to instructor

e-classのメッセージ機能

科目担当者からの連絡方法/Contact method from instructor to students

e-classのメッセージ機能

<備考/Remarks>

 この科目は働くことを考え始める学生への啓発を目的としている。キャリア形成支援科目群の他の科目や各学部の関連専門科目への導入としても位置づけられているので,受講生としては1年次生を主に想定しており,遅くとも2年次生までに履修することが望ましい。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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