<概要/Course Content Summary>
大学におけるキャリア支援は,単に「就職内定」することを支援するものではない.「はたらく」とは,人生においてどのような意味があるのか,そもそも何のために「はたらく」のか,を考えるとともに,「いかに生きるか」という本質的な問いを考えるための原点となるような学びを提供することが本授業のねらいである. 本講では,以上の基本的な考え方に立って,受講生が「はたらく」ことを中心とした自分の人生設計に向かえるように,様々な啓発的な情報と多様な視点を提供する.授業としては,学内外の多彩なゲスト講師を迎え,働くことの意味やキャリア開発の必要性,人生設計と職業の関わり,産業経済・企業環境の現状,起業やNPOなどの仕事形態の変化,家族のあり方やジェンダーやボランティアと仕事との関わり,などをテーマとする.職業は学生生活の延長上に自らのキャリア開発の一環としてある.受講生がそのためのアンテナを開き,現在から将来への自らの生き方と働き方を展望するとともに,本講を通して「今何をすべきか」を省みることを期待する. なお,本講義は,実際に様々なキャリアの最前線で活躍しているゲストスピーカーが,オムニバス形式により,その専門的知識と経験を活かして,学生生活中に取り組むべきキャリア開発に必要な視点を講義する。
<到達目標/Goals,Aims>
受講生が, 1.現在の仕事を取り巻く状況を理解し, 2.自らのキャリア開発に役立つ情報を調査検討した上で, 3.学業を土台とする必要な自己開発に取り組み, 4.自分の仕事と重ね合わせて自分の将来の人生のあり方を構想できるようになること これらを授業の目標とする。
<DO Week期間の初回動画等の配信/The delivery of the first video, etc. during the “DO Week”>
あり/ Deliver the video
・キャリア開発と学生生活(Do Week)
備考:受講生はe-class上で2024年度中は公開
<授業計画/Schedule>
実施時期 /Week |
授業回/Number of Lesson |
授業実施方法 /How to conduct a Lesson |
授業実施時間数 /Class Hours |
内容/Contents |
授業時間外の学習/Assignments |
第1週 DO Week
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1 |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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90 分/min |
はじめに:いまなぜ仕事と生き方を考えなければならないのか |
講義内容の復習 |
第2週
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2 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
同志社大学のキャリア動向 |
講義内容の復習 |
第3週
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3 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
社会人に求められるコミュニケーション能力 |
講義内容の復習 |
第4週
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4 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
経営者としてのキャリア:起業をするということ(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第5週
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5 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
大学での学びを新時代のキャリアデザインに結びつけるために(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第6週
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6 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
ワークライフバランスと男女共働(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第7週
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7 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
キャリアチェンジと自己啓発(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第8週
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8 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
ダイバーシティこそがイノベーションの源泉 ~企業のユニバーサルデザインへの取り組み~(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第9週
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9 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
AI時代のキャリアデザイン(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第10週
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10 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
企業の国際化とキャリアデザイン(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第11週
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11 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
社会のために,自分のために- NPO,NGO,公共企業で働く(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第12週
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12 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
キャリアビジョンを考える(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第13週
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13 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
キャリアと多様性(ゲスト講師) |
講義内容の復習 |
第14週
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14 |
リアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
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90 分/min |
課外体験から学ぶ — クラブ,インターンシップ,ボランティア(ゲスト講師) |
この科目を受けて自分のなかで変化した点を考えること |
授業期間終了後/After the Class Period
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15 |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)
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90 分/min |
まとめ |
この科目を受けて自分の学生生活のどこを改善すべきかを考えること |
<授業実施時間数/Class Hours>
授業実施方法/How to Conduct a Lesson |
授業実施時間数/ Class Hours |
面接/Face-to-face |
0 分/min |
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video) |
180 分/min |
オンデマンド(授業内課題)/On-demand(assignment in class) |
0 分/min |
リアルタイム配信/Real-time online |
0 分/min |
その他/Others |
1170 分/min |
総合計/Total Amount of Class Hours |
1350 分/min |
ゲスト講師の都合により授業の内容・計画を変更することがある。 初回授業にて全15回の進行予定について説明する。
アクティブラーニング/Active Learning
使用システム/System Tools
e-class, Panopto
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席+授業に関する課題)
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55%
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毎回課す授業内容に関する課題を評価する。10回以上の提出がなければ履修放棄とみなす。
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小レポート
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45%
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(毎回の授業課題とは別に)期間中3回の小レポートを課し,それぞれ15%の配分とする.2回以上の提出がなければ履修放棄とみなす.
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初回授業時に成績評価の詳細について説明する. 毎回,授業内容に対する課題をe-classに提出する. 毎回の授業課題と期間中3回のミニレポートの合計で評価を行う. なお,授業課題は10回以上,小レポートは2回以上の提出がなければ「履修放棄」とみなす.
<テキスト/Textbook>
関連資料,レジュメは各授業回でe-classにて配布する.
<参考文献/Reference Book>
<参照URL/URL>
<連絡方法 / Contact method>
科目担当者への連絡方法/Contact method from student to instructor
e-classのメッセージ機能
科目担当者からの連絡方法/Contact method from instructor to students
e-classのメッセージ機能
<授業形態備考/Class type>
第1回,第15回はオンデマンド配信のみ
第2回~第14回はリアルタイム配信かオンデマンド配信を選択
<備考/Remarks>
この科目は働くことを考え始める学生への啓発を目的としている。キャリア形成支援科目群の他の科目や各学部の関連専門科目への導入としても位置づけられているので,受講生としては1年次生を主に想定しており,遅くとも2年次生までに履修することが望ましい。
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