シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2024年度

(月曜日5講時)
面接/Face-to-face

学則第9条の5対象
Article 9-5 of
the Undergraduate Regulations applies

対象外/Not Applicable

11433505-001 

○サイエンスライティング-1
Science Writing-1
2単位/Unit  春学期/Spring  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  元村 有希子

<概要/Course Content Summary>

サイエンスコミュニケ―ションが目指すのは,人によって異なる科学リテラシーのすり合わせと共有です。一人でも多くの人と共有する上では,文章が大きな役割を果たします。また,サイエンスを語る,伝える上では,語り口,話の組み立てをどうするかといったストーリーテリング(語り)のスキルも重要となります。さまざまな種類の課題をこなしながらサイエンスライティングのスキルを磨くことで,サイエンスコミュケーションのスキルアップを図ります。提出課題は全員で共有し,ディスカッションします。 
 
キーワード:ライティング,ストーリーテリング,科学リテラシー,科学エッセイ

<到達目標/Goals,Aims>

科学の楽しさ,驚きの事実,ちょっとした発見,科学的思考の大切さを,科学的根拠に基づきつつ,魅力的な作品(A4用紙1枚程度)にまとめるスキルを磨く。難しいことは易しく,易しいことは面白く書く技術を身につけ,書くことへの抵抗感がなくなることを目指す。

<DO Week期間の初回動画等の配信/The delivery of the first video, etc. during the “DO Week”>

あり/ Deliver the video
・初回授業動画


<授業計画/Schedule>

実施時期
/Week
授業回/Number of Lesson 授業実施方法
/How to conduct a Lesson
授業実施時間数
/Class Hours
内容/Contents
授業時間外の学習/Assignments
第1週 DO Week

1 オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)

90 分/min
サイエンスライティングとは
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第2週

2 面接/Face-to-face

90 分/min
なぜサイエンスライティングなのか
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第3週

3 面接/Face-to-face

90 分/min
職業としてのサイエンスライティング
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第4週

4 面接/Face-to-face

90 分/min
良い文章とは 
レポートと読ませる文章の違い
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第5週

5 面接/Face-to-face

90 分/min
ライティングのコツ 
文脈・パラグラフの組み立て方
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第6週

6 面接/Face-to-face

90 分/min
コラム・エッセイを書いてみよう
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第7週

7 面接/Face-to-face

90 分/min
書評を書いてみよう
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第8週

8 面接/Face-to-face

90 分/min
インタビュー記事を書いてみよう
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第9週

9 面接/Face-to-face

90 分/min
プレスリリースを記事にしてみよう
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第10週

10 面接/Face-to-face

90 分/min
エッセイ課題の合評
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第11週

11 面接/Face-to-face

90 分/min
書評課題の合評
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第12週

12 面接/Face-to-face

90 分/min
インタビュー課題の合評
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第13週

13 面接/Face-to-face

90 分/min
プレスリリース課題の合評
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
第14週

14 面接/Face-to-face

90 分/min
メディアリテラシーの必要性
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間
授業期間終了後/After the Class Period

15 オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video)

90 分/min
まとめと振り返り
テーマについて予習2時間,授業中の課題2時間

<授業実施時間数/Class Hours>

授業実施方法/How to Conduct a Lesson 授業実施時間数/ Class Hours
面接/Face-to-face 1170 分/min
オンデマンド(動画視聴)/On-demand(watching video) 180 分/min
オンデマンド(授業内課題)/On-demand(assignment in class) 0 分/min
リアルタイム配信/Real-time online 0 分/min
その他/Others 0 分/min
総合計/Total Amount of Class Hours 1350 分/min

アクティブラーニング/Active Learning

体験学習 / Experiential Learning, ディスカッション / Discussion, プレゼンテーション / Presentation, 実習 / Practical Training

使用システム/System Tools

e-class, Teams, Panopto

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  出席を重視する。 
小レポート  70%  課題の内容を評価する。 

ライティングの課題を評価する。

<テキスト/Textbook>

元村有希子  『科学のトリセツ』 (毎日新聞出版、2022) ISBN:9784620327365  タイムリーな科学の話題をコンパクトに紹介するエッセイ集。 

 

中央公論新社編  『教科書名短編 科学随筆集』中公文庫  (中央公論新社、2021) ISBN:9784122071124  中学校の国語教科書に掲載された短編の中から,著名な科学者による随筆24編を選んで収録。 

 

<参考文献/Reference Book>

デボラ・ブラム他  『サイエンスライティング-科学を伝える技術-』(地人書館、2013)ISBN:978-4805208649 アメリカサイエンスライティング協会がまとめたサイエンスライターを目指す人のためのガイドブック 
 

渡辺政隆  『一粒の柿の種-科学と文化を語る-』岩波現代文庫 (岩波書店、2020)ISBN:978-4006033187 サイエンスコミュニケーションにおけるサイエンスライティングの位置付けが理解できる 
 

<連絡方法 / Contact method>

科目担当者への連絡方法/Contact method from student to instructor

e-mail

科目担当者からの連絡方法/Contact method from instructor to students

e-mail

<備考/Remarks>

元村有希子 ymotomur@mail.doshisha.ac.jp 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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