シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2023年度

(水曜日2講時)
面接/Face-to-face

学則第9条の5対象
Article 9-5 of
the Undergraduate Regulations applies

対象外/Not Applicable

10922145 

○精神保健福祉援助実習Ⅱ
Field Work in Mental Health Social Work II
2単位/Unit  春学期/Spring  今出川/Imadegawa  実習/Practical training

野村 裕美 木原 活信 梁 陽日 鈴木 良
姜 民護 姫野 紀代子 松浦 千恵

<概要/Course Content Summary>

厚生労働省が指定する精神保健・医療施設および社会復帰施設等福祉施設での実習と事前および事後の学内での指導および学外での実習指導を行う。なお,精神保健福祉の実習・演習時間数は,教室での演習60時間,実習90時間の授業に加えて,「精神障害者の保健及び福祉に関する科目を定める省令」および「大学等において開講する精神障害者の保健及び福祉に関する科目の確認に係る指針等」に定める通り,精神科病院等の医療機関において90時間以上と,障害福祉サービス事業所等における実習120時間以上の合計210時間以上が必要である。ただし,社会福祉士の実習を履修している学生は,障害福祉サービス事業所等における実習時間のうち60時間を上限に免除することができる。本学では,社会福祉士の実習履修学生であるため,原則として,精神科病院等の医療機関において90時間以上と,障害福祉サービス事業所等における実習90時間以上を実習時間としている。 
 なお,野村は,病院での医療ソーシャルワーカーとしての実務経験を有し,その知見をもって指導にあたる。松浦は,精神科ソーシャルワーカーでの実務経験があり,その知見をもって指導にあたる。姫野は,長らく精神保健福祉行政,実践のソーシャルワーカーとしての経験を有し,その知見をもって指導にあたる。 

<到達目標/Goals,Aims>

1精神保健福祉士として必要な知識について理解を深めると共に,相談援助その他の技術を習得する。 
2実習での具体的な体験等を,専門的援助技術として概念化,理論化し,体系立てていくことができる能力を涵養する。 
3職業倫理を身につけ,専門職としての自覚を育てる。 
4関連分野の専門職種との連携のあり方について理解を深める。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 実習の動機を整理(1時間程度) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 専門援助技術実習指導  (授業時間外の学習/ Assignments) 実習先について調査(1時間程度) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ビデオ等の教材による見学実習 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 精神保健福祉法を読む(1時間程度) 
(実施回/ Week) 4~7  (内容/ Contents) 現場の実践家を招いての体験学習  (授業時間外の学習/ Assignments) 感想を書く(1時間程度) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 実習記録の取り方  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録についてあらかじめ考えておく(1時間程度) 
(実施回/ Week) 9~14  (内容/ Contents) 各自が実習する機関を事前学習してのプレゼンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 実習する機関の事前調査(1時間程度) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 実習前のスーパービジョン  (授業時間外の学習/ Assignments) 実習の直前準備(1時間程度) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

出席,授業態度,クラス参加  90%  出欠,積極的に授業に参加したか,実習準備をすすめたか。 
プレゼンテーション  10%  プレゼンテーションが適切であったか 

<テキスト/Textbook>

  授業時に指示する。 

 

<参考文献/Reference Book>

授業時に指示する。

<備考/Remarks>

この授業は,国家資格である精神保健福祉士受験資格取得にかかわるものであるのでその点留意のこと。登録に際しては,諸条件があるので事前に担当者に相談が必要である。開講前年の秋,冬にかけて事前オリエンテーションを実施している。将来,精神科ソーシャルワーカーを志望することを前提として実習先は受け入れているので,その点留意のこと。その他諸種の事情により,実習先を紹介できない場合もある。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2023 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。