シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2022年度

(火曜日2講時)
面接/Face-to-face

16000225-052 

△比較言語文化論2-52 (南北アメリカの移民と労働)
Comparative Studies in Language and Culture 2-52 -Immigration and Labor in North and South America-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  佐藤 夏樹

<概要/Course Content Summary>

 本講義では,アメリカ合衆国における移民労働者の問題を考察する。現在合衆国で急速に存在感を増しているラティーノを中心として,アメリカ社会の中で様々な移民集団がどのような生活を送り,どのように自らのアイデンティティを再構築していったのかを歴史的に検討する。移民の問題を考える際には,受入国のみではなく,送り出し国も含めたトランスナショナルな枠組みで考えることが必要である。南北アメリカ大陸の間の人の流れがそれぞれの国に与えた影響も同時に考察する必要があるだろう。 
 授業の進め方は基本的に講義形式である。また,適宜映像作品や音楽などを用いる。授業中に質問することもあるので,授業中に配布するレジュメは毎回持参すること。

<到達目標/Goals,Aims>

1 南北アメリカの移民史の主要な年代的知識を得る。   
2 アメリカ合衆国のヒスパニック/ラティーノ社会の特質を挙げることができる。            
3 移民問題に関心を抱くようになる。 
4 国や文化状況が異なれば,観点も異なることを認識し,それを尊重する。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第一週  (内容/ Contents) 授業全体について  (授業時間外の学習/ Assignments) アメリカの基礎知識を学習してくる 
(実施回/ Week) 第二週  (内容/ Contents) ラティーノ/ヒスパニックの現状1  (授業時間外の学習/ Assignments) 現在のアメリカ社会とラティーノについて予習してくること。 
(実施回/ Week) 第三週  (内容/ Contents) ラティーノ/ヒスパニックの現状2  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 第四週  (内容/ Contents) ラティーノ/ヒスパニックの現状3  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 第五週  (内容/ Contents) メキシカン・アメリカンの誕生  (授業時間外の学習/ Assignments) 19世紀アメリカ史の基本知識を予習してくること。 
(実施回/ Week) 第六週  (内容/ Contents) 新移民とメキシカン・アメリカン1  (授業時間外の学習/ Assignments) 新移民とはどのような人々なのか予習してくること。 
(実施回/ Week) 第七週  (内容/ Contents) 新移民とメキシカン・アメリカン2  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 第八週  (内容/ Contents) 帰化不能外国人とメキシカン・アメリカン  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 第九週  (内容/ Contents) ブラセロ計画と非合法移民問題  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 第十週  (内容/ Contents) 市民権運動とチカーノ運動  (授業時間外の学習/ Assignments) 黒人市民権運動の基礎知識を予習してくること。 
(実施回/ Week) 第十一週  (内容/ Contents) プエルトリコ系とキューバ系  (授業時間外の学習/ Assignments) プエルトリコとキューバの基本知識を予習してくること。 
(実施回/ Week) 第十二週  (内容/ Contents) 国勢調査と「ヒスパニック」  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 第十三週  (内容/ Contents) 投票権改定とヒスパニックの「人種」  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 第十四週  (内容/ Contents) 非合法移民問題の再燃  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 第十五週  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  出席と普段の授業態度。授業中に騒ぐものは大幅に減点する。 
期末試験  70%  論述中心のテスト。 

授業日数の3分の2以上の出席がない場合は,受験資格を取り消すことがある。 
授業態度が極度に悪いものは,試験の点数から更に減点することもありえる。 
教室での筆記試験が実施できない場合は,レポート試験等の他の成績評価方法に変更することがある。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
29 13.8 20.7 17.2 6.9 41.4 0.0 1.6

<テキスト/Textbook>

適宜資料を配布する。

<参考文献/Reference Book>

参考文献は授業内で適宜紹介する。

<授業形態備考/Class type>

対面授業を予定しているが、登録者多数等で教室での対面授業が実施できない場合は、ネット配信授業(オンデマンド型等)に変更することがある。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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