シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2022年度

(火曜日5講時)
面接/Face-to-face

11433502-001 

○科学技術概論Ⅰ-1 (科学技術社会論)
Introduction to science and technology I-1 -Science, Technology and Society-
2単位/Unit  春学期/Spring  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  渡辺 政隆 野口 範子

<概要/Course Content Summary>

科学技術概論Iでは,20世紀の終わりから発展してきた科学コミュニケーションという理念について,登場した背景,方法,社会における科学のあり方,科学リテラシー,科学技術倫理,科学教育,科学ジャーナリズムなどを実例をもとに解説するとともに,科学と社会をつなぐ人材育成を目指す。 
 
キーワード:科学コミュニケーション,科学と社会,科学リテラシー

<到達目標/Goals,Aims>

科学コミュニケーションに必要な知識,マインドを獲得する。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1 
 
(内容/ Contents) 科学コミュニケーションとは 
科学コミュニケーションという理念が生まれるに至った背景・前史。 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 2 
 
(内容/ Contents) なぜ科学コミュニケーションなのか 
科学コミュニケーションが必要とされる理由。 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 3 
 
(内容/ Contents) 科学コミュニケーションのモデル 
欠如モデル,対話モデル,参画モデルについて学ぶ。 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 4 
 
(内容/ Contents) 科学コミュニケーションの方法(1) 
科学コミュニケーションは誰がどこで何をすることなのか。 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 5 
 
(内容/ Contents) 科学コミュニケーションの方法(2) 
サイエンスカフェ,講演会などのトークイベント 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 6 
 
(内容/ Contents) 科学コミュニケーションの方法(3) 
科学系博物館の歴史,機能,潜在力 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 7 
 
(内容/ Contents) 科学コミュニケーションの方法(4) 
世界的に興隆している科学フェスティバルの歴史と潜在力 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 8 
 
(内容/ Contents) 市民参加型の科学コミュニケーション 
市民科学,コンセンサス会議,サイエンスショップなどの方法が登場した背景と事例。 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 9 
 
(内容/ Contents) 科学者とは何か 
科学・科学者が生まれた歴史,現代社会における役割,研究者倫理 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 10 
 
(内容/ Contents) リスクコミュニケーション(1) 
リスクコミュニケーションの必要性,課題 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 11 
 
(内容/ Contents) リスクコミュニケーション(2) 
放射線,遺伝子組み換え食品,遺伝子診断などの具体例が抱える課題。 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 12 
 
(内容/ Contents) トランスサイエンスとは何か 
科学の専門家だけでは決められない科学と社会の問題 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 13 
 
(内容/ Contents) 偽科学について 
偽科学はどうしてはびこるのか,この現象があぶり出す背景は何か 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 14 
 
(内容/ Contents) 越境する科学 
サイエンスとアート 
(授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 科学コミュニケーションのまとめと振り返り  (授業時間外の学習/ Assignments) テーマについて予習2時間,復習2時間 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

期末レポート試験・論文  100%  内容の理解と論理立てて議論する点を評価する。 

科学コミュニケーションに関わる事項について,その理解力を評価する。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
29 96.6 0.0 0.0 0.0 3.4 0.0 3.9

<参考文献/Reference Book>

渡辺政隆  『一粒の柿の種-科学と文化を語る-』岩波現代文庫 (岩波書店、2020)ISBN:978-4006033187 
 

国立科学博物館(編集)  『科学を伝え,社会とつなぐ サイエンスコミュニケーションのはじめかた』(丸善出版、2017)ISBN:9784621301975 
 

<授業形態備考/Class type>

対面講義ですが,京田辺校地を中心とした遠隔授業になります。
mawatana@mail.doshisha.ac.jp 

<備考/Remarks>

授業実施方法は,原則として対面とする(テレビ講義システムを含む)が,内容によってはオンライン(リアルタイム・ZOOM)にて行うこともある。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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