シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2021年度

(水曜日1講時)

61200504 

△法社会学
Law and Social Science
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture ネット配信授業/Online(e-learning)

  木下 麻奈子

<概要/Course Content Summary>

 この授業では,紛争処理制度に係るさまざまな行為者の役割について,多元的な観点から理解することを目標とします。とくに弁護士,裁判官,調停者,一般人を取り上げて,これらの行為者が社会で果たしている役割や,それぞれの働きの特徴,アクター間の相互作用,その社会的背景について多角的に検討します。   
  

<到達目標/Goals,Aims>

 授業の最終的な到達目標は,受講者が紛争処理における各行為者の役割の機能と,社会における位置づけを総合的に理解することです。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) イントロダクション:紛争処理におけるアクターの役割  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 【第Ⅰ部 紛争処理】 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 紛争処理の機能と構造(1):紛争の展開  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 紛争処理の機能と構造(2):民事裁判の特徴  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) ADRと紛争処理(1):ADRの種類と歴史  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) ADRと紛争処理(2):ADRの技法と理論①  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) ADRと紛争処理(3):ADRの技法と理論②  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 【第Ⅱ部 法専門家の役割】 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 弁護士の役割(1):弁護士養成の歴史と問題点  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 弁護士の役割(2):弁護士人口の社会的機能  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 弁護士の役割(3):弁護士の役割モデル  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 弁護士の役割(4):弁護士と依頼者  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 裁判官の役割(1):法的決定を行うアクター  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 裁判官の役割(2):裁判官と事実認定  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 【第Ⅱ部 紛争処理と一般人】 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents)  人々から見た法システム(1):一般人の法システムへの態度   (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 人々から見た法システム(2):裁判に対する態度  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習したことについて考察する 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments)  

履修上の注意 
 ①授業の進行状況によっては,授業計画を変更する可能性がある。 
 ②授業中にグループに分かれて,文献を読んだり,テーマについて討議してその内容を発表したり,実習を行うことがある。 
予習の内容 
 適宜参考文献を読んで,自分の考えをまとめること。 
復習の内容 
 課題について各自で再度考察すること。 
標準的な予習・復習時間 
 1~2時間/週 
その他   
 COVID-19の感染状況等の変化により,授業の方法や授業計画等が変更される可能性がある。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  20%  授業での発言,ミニッツレポートの内容,欠席状況 
期末レポート試験  80%  講義で論じてきた問題について十分に理解できているか,しっかりした問題意識を持っているかどうかを評価のポイントとする。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A+ A B+ B C+ C F
10 0.0 10.0 30.0 40.0 20.0 0.0 0.0 0.0 3.2

<テキスト/Textbook>

特定の書籍をテキストとしては指定しない。必要に応じて文献を指示する。 

<参考文献/Reference Book>

村山眞維・濱野亮  『法社会学』第3版 (有斐閣、2019)
 

和田仁孝・太田勝造・阿部昌樹 編  『交渉と紛争処理』(日本評論社、2002)
 

六本佳平  『日本の法と社会』(有斐閣、2004)
 

和田仁孝 編  『法社会学』(法律文化社、2006)
 

 

 

<備考/Remarks>

双方向オンライン(Teams)で授業を行います. 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2021 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。