<概要/Course Content Summary>
法社会学演習1では,受講者が法と社会に関わる問題について,社会科学的な観点から検討できる能力を養成することを目的とします。とくに今年度は,民事上の法的問題等について心理学などの社会科学の観点から検討します。 演習の進行方法ですが,文献を輪読してディスカッションを行います。最後に,これらの検討を基にレポートを作成します。受講生と相談の上,仮説を立てて実証的な検証を行ったり,他の専門家にインタビューすることもあります。この一連の活動を通して,「自分で仮説を立て検証する」という社会科学的な思考方法が養われます。 この演習は,社会の中で実定法が果している役割について関心のある方にお勧めです。なお輪読する文献は日本語あるいは英語で書かれたものを予定しています.
<到達目標/Goals,Aims>
学生が,実定法とは異なる視点から,法と社会の問題を捉えられるようになることが到達目標です。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
|
(内容/ Contents)
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
(実施回/ Week)
第1回
|
(内容/ Contents)
法社会学に関する方法論。文献の紹介と報告者の決定
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
学習したことについて考察する.
|
(実施回/ Week)
第2回~14回
|
(内容/ Contents)
文献の輪読とディスカッション,その他の研究活動
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
学習したことについて考察する.
|
(実施回/ Week)
第15回
|
(内容/ Contents)
まとめ
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
(1)各回の活動内容に従って,文献を読むなどの予習をしてきてください。 (2)毎週30分から1時間程度の予習が必要です。 (3)受講者と相談の上,授業計画を変更する可能性もあります。 (4)備考欄に記しましたように対面で授業を行う予定ですが,COVID-19の感染状況等の変化により,授業計画等が変更されたり,授業の実施方法がリアルタイム・オンライン形式(双方向オンライン型)等に変更される可能性があります。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)
|
50%
|
演習にどれほど積極的に参加したかを評価の対象とします。
|
期末レポート試験・論文
|
50%
|
演習のテーマについて,多角的にどれほど理解しているかを評価の対象とします。
|
<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
<備考/Remarks>
この授業は原則的に対面で授業を行います。
|