シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2021年度

(金曜日4講時)

10306955-134 

○3年次演習1(法社会学)-134
Seminar for Juniors 1-134
2単位/Unit  春学期/Spring  今出川/Imadegawa  演習/Seminar 対面授業/Face-to-face learning

  木下 麻奈子

このシラバスは、「3年次演習1」と「3年次演習2」の2科目を通して記載されています。

<概要/Course Content Summary>

 このクラスは,3年次演習からの新規登録を認めます。 
 
 法社会学の演習では,社会の仕組みや,法律・社会規範の機能について,社会学や心理学等の社会科学の手法を用いて分析できるようになることを目標とします。3年次演習では,現実の社会でどのように「法」が運用されているか,運用に際してどのような問題が生じているかといったことについて検討します。なお演習で取り上げる具体的な課題は,受講者と相談して決める予定です。 
 
 演習の進行方法ですが,春学期には研究課題を決めます。そして小グループに分かれて課題についてディスカッションを行ったり,文献を輪読したりします。秋学期には研究課題をより深く掘り下げて研究します。研究成果は,例年12月に開催される神戸大学,大阪市立大学,名古屋大学,鹿児島大学のゼミとの合同研究会で発表します(状況によってはオンラインで開催します)。最後にそれまでの研究成果をレポートにまとめます。この一連の活動を通して,「自分たちで仮説を設定してそれを検証する」という社会科学的な思考方法が養われます。 
 
 この演習では特定の法律を解釈するのではなく,社会学や心理学などの観点から法と社会の問題を研究していきます。社会の中で実定法が果している役割について探求したい方にお勧めします。 

<到達目標/Goals,Aims>

(1) 学生が「自分で仮説を立て検証する」という社会科学的な思考方法ができるようになります。 
(2) グループ活動を通じて,社会で仕事をするのに必要とされている,集団で課題を達成する能力,他の人とコミュニケーションする能力や表現力,行動力が身につきます。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
 
(実施回/ Week) 【春学期】 
(実施回/ Week) 第1回~第4回  (内容/ Contents) 指定したテキスト等を読む。  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) ゼミの進行方法および研究課題について決める。  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第6回~14回  (内容/ Contents) 研究の遂行(ディスカッション,文献輪読)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 研究成果の中間報告  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 【秋学期】 
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 研究課題についての再検討  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第2回~9回  (内容/ Contents) 研究の遂行(ディスカッション,文献輪読)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第10回~11回  (内容/ Contents) 合同研究会に向けたプレゼンテーションの練習  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第12回~14回  (内容/ Contents) レポートの作成  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments)  

(1) 各回の活動内容に従って,文献を読むなどの予習をしてきてください。 
(2) 毎週30分から1時間程度の予習が必要です。 
(3) 受講者と相談の上,授業計画を変更する可能性もあります。 
(4) 備考欄に記しましたように対面で授業を行う予定ですが,COVID-19の感染状況等の変化により,授業計画等が変更されたり,授業の実施方法がリアルタイム・オンライン形式(双方向オンライン型)等に変更される可能性があります。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  50%  どれほどゼミ活動に積極的に参加したかを評価対象とします。 
期末レポート  50%  独自の視点で,研究対象を分析して,レポートを執筆したかどうかを評価の対象とします。 

自分の考えを自分の言葉で言えるかが評価のポイントです。

<テキスト/Textbook>

  適宜指示します。 

 

<参考文献/Reference Book>

  適宜指示します。 

 

<備考/Remarks>

この授業は教室で対面授業を行います。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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