シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


19005459-001 

△日本語2(口頭表現AⅨ)-1
Japanese Language 2 (Oral Expression AIX)-1
1単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  脇田 里子

<概要/Course Content Summary>

 日本語を論理的に話す能力やコミュニケーション能力をつけることを目的にし,自分の考えを日本語で適切に相手に伝えられるようにする。授業では,スピーチ,ディスカッション,プレゼンテーションを取り上げる。 
 まず,スピーチでは,ディスカッションのテーマ選択に関する自分の意見と根拠を述べ,論理的に話し,聞き手を説得する。次に,ディスカッションでは,グループ内でいろいろな立場について意見を述べた後,グループとしての意見をまとめる。最後に,ディスカッションのテーマに関するプレゼンテーションを行い,テーマに関する理解を深める。また,プレゼンテーションによって,口頭表現能力だけでなく,視覚資料(パワーポイント)を作成し,4 技能を総合的に駆使したコミュニケーション能力を身につける。 
 なお,スピーチやディスカッションの一部をビデオで撮影し,フィードバックに利用することがある。

<到達目標/Goals,Aims>

 スピーチ,ディスカッション,プレゼンテーションの活動を通して,論理的に話す力,相手の話を踏まえた上で自分の意見を述べる力,意見をまとめ,説明する力など,総合的なコミュニケーション能力を身につけることができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 授業の概要,授業の目的,印象に残る自己紹介,課題  (授業時間外の学習/ Assignments) ディスカッションのた 
めの資料収集と口頭発 
表準備(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 口頭発表でよく使う表現,ディスカッション・テーマ選考のためのスピーチ  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション1 のための文献資料の発表,アウトラインの作成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション1 とフィードバック  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション2のための文献資料の発表,アウトラインの作成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション2 とフィードバック  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション3 のための文献資料の発表,アウトラインの作成  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ディスカッション3 とフィードバック  (授業時間外の学習/ Assignments) プレゼンテーションの 
基礎の予習,復習 
(1~2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) プレゼンテーション資料作成の基礎 
プレゼン 1  プレゼンテーション資料の作成 1  
(授業時間外の学習/ Assignments) プレゼン資料の作成と 
発表準備(1~2時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) プレゼン 1  プレゼンテーション資料の作成 2   (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) プレゼン 1  プレゼンテーション発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) プレゼン1のフィードバック 
プレゼン 2  プレゼンテーション資料の作成 1  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) プレゼン 2  プレゼンテーション資料の作成 2   (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) プレゼン 2  プレゼンテーション発表   (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) プレゼン2のフィードバック 
授業全体の総括 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 

・受講者の人数,日本語レベル,プレゼンテーション発表資料の作成経験,出席状況により授業計画を変更する場合がある。 
・授業は講義Webを利用する。提出物は講義Webに提出する。 
・毎回の授業の終わりに学んだことを「振り返り」にまとめる。 
・協同学習による授業運営を行うため,遅刻・欠席をしないように心がけてください。 
 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

情報収集  20%  信頼性の高い情報収集(事実・意見の根拠となる情報源として,信頼性の高い新聞,雑誌,書籍などの印刷物を推奨) 
スピーチ発表・ディスカッション  40%  資料の準備,アウトラインの提出, グループ内の貢献度,発表内容,発表方法,パフォーマンス力など 
プレゼンテーションの準備と発表  40%  資料の準備,アウトラインの提出, 発表内容, 発表方法,プレゼン資料(構成,情報の提示,視覚的インパクト),パフォーマンス力など 
特記事項    6回以上(授業全体の3分の1以上)の欠席は単位を認めないことがある。30分以上の遅刻は欠席扱いにする。30分以内の遅刻3回で,欠席1回の扱いにする。 

・事実・意見の根拠となる情報源・資料は,情報の信頼性の高いものを選んで下さい。インターネットからの情報よりも印刷物,とりわけ,新書からの情報収集を推奨する。 
・スピーチ発表では,日本語による表現,構成,内容,話し方,パフォーマンス力などを総合的に評価する。 
・ディスカッションでは,グループ内の貢献度,他人の意見を踏まえた意見の述べ方などを総合的に評価する。 
・プレゼンテーション発表では,スライドの構成,スライドの情報内容,スライドの視覚的な表現力,話し方,パフォーマンス力などを総合的に評価する。 

<テキスト/Textbook>

関連するプリントを配布する予定である。テキストを購入する場合は授業中に指示する。

<参考文献/Reference Book>

荻原稚佳子他  『日本語超級話者へのかけはし-きちんと伝える技術と表現 上級から超級へ-』(スリーエーネットワーク、2007)
 

犬飼康弘  『聴解・発表ワークブック-アカデミックスキルを身につける-』(スリーエーネットワーク、2007)
 

荒木晶子他  『口語表現ワークブック-自己表現スキルをみがく-』(実教出版、2004)
 

<備考/Remarks>

・情報処理室にて授業を行う。 
・教員の連絡先は第1回の授業で知らせる。 
・授業内の活動に不安を抱えている場合,個人的な事情を考慮し,代替措置を検討する。 
・今後,新型コロナウィルスの感染状況に応じ,柔軟に対応する。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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