シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


19005356-051 

△日本語2(文章表現Ⅵ)-51
Japanese Language 2 (Written Expression VI)-51
1単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  野村 登美子

<概要/Course Content Summary>

本講義では,レポートの書き方の基本を学ぶ。まず,レポートに用いられる書き言葉の基本的な表現,文体,表記の決まり等を学ぶ。次に,レポート作成のための表現技法を学習しながら,短文作成の練習を行い,段落や文章構成を意識した文章を書く。また,テーマの選び方,資料収集の仕方,参考文献の書き方など,レポート作成に必要な知識を身に付け,学期末には,1500字程度のレポートを書く。

<到達目標/Goals,Aims>

レポートの書き方の基礎知識を習得し,授業で学んだ表現や技法を用いてレポートを書けるようになるだけではなく,より良い文にできるように表現力を磨き,自身で修正・推敲できるようになることも目指す。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1  (内容/ Contents) 授業の目的,概要説明,自己紹介文  (授業時間外の学習/ Assignments) 自己紹介文を書く 
(実施回/ Week) 2  (内容/ Contents) 書き言葉と話し言葉  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文を書き言葉に直す 
(実施回/ Week) 3  (内容/ Contents) レポートの文体,表記の決まり  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題文をレポートにふさわしい文体に直す 
(実施回/ Week) 4  (内容/ Contents) レポートの構成,段落の構成  (授業時間外の学習/ Assignments) 段落に分けた文章を書く 
(実施回/ Week) 5  (内容/ Contents) レポートのテーマ,定義  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分のテーマを考える 
(実施回/ Week) 6  (内容/ Contents) 問題提起  (授業時間外の学習/ Assignments) 資料収集 
(実施回/ Week) 7  (内容/ Contents) テーマの絞り方,資料の集め方  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分の「はじめに」を書く 
(実施回/ Week) 8  (内容/ Contents) 事実文と意見文  (授業時間外の学習/ Assignments) 事実文と意見文を書き分ける 
(実施回/ Week) 9  (内容/ Contents) 引用の仕方,参考文献の書き方  (授業時間外の学習/ Assignments) 引用文,参考文献を書く 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) グラフ,数値の表現  (授業時間外の学習/ Assignments) アウトライン作成 
本論部分を書く 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 要約の仕方  (授業時間外の学習/ Assignments) 要約文を書く 
本論の続きを書く 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 接続詞  (授業時間外の学習/ Assignments) 本論を書き終わる 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 結論の書き方  (授業時間外の学習/ Assignments) 結論を書く 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 期末レポートの推敲  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート推敲 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 期末レポート全体のチェックと修正  (授業時間外の学習/ Assignments) 修正 

授業の進度や内容は,学生の文章表現力によって変更することもある。 
課題の内容や課題レポートのテーマは春学期と異なる。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

授業参加  30%  授業参加度 
期末レポート試験・論文  40%  1500字程度のレポートの構成・書き言葉の表現・内容などを総合的に評価する。授業で学んだポイントをレポートに活かせているかを重視する。 
提出物  30%  授業時に提示して課題の日本語力・内容・提出率で評価する。提出物の解説は返却時に行う。 

無断欠席6回以上は,評価の対象としないことがある。

<テキスト/Textbook>

プリントを配布する。

<参考文献/Reference Book>

アカデミック・ジャパニーズ研究会  『大学・大学院留学生の日本語②作文編』(アルク、2001)
 

佐々木瑞枝,細井和代,藤尾喜代子  『大学で学ぶための日本語ライティング-短文からレポート作成まで-』(The Japan Times、2006)
 

友松悦子  『小論文への12の』(スリーエーネットワーク、2009)
 

<備考/Remarks>

担当教員との連絡手段はe-mail 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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