シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


99001731-071 

△日本語2(文章表現Ⅶ)-71
Japanese 2 (Written Expression Ⅶ)-71
1単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  三谷 閑子/MITANI Shizuko

<概要/Course Content Summary>

大学学部レベル程度のレポート・論文が書けるようになることを目標に,アカデミックな内容のレポート・論文作成に必要な知識と表現を学び,運用力をつけ,論理的に文章を組み立てる能力を養成する。  
授業ではレポート作成の基礎を学びながら,課題作文の作成やテーマについての議論なども行う。その成果の確認として,学期末に2000字程度のレポートを作成する。  

<到達目標/Goals,Aims>

作文の基本,全体の構成,表現,グラフの使い方等について練習し,最終的に各自でテーマを決め,2000字以上のレポートが書けるようにする。自分の考えを,目的に合った適切な表現を用い,効果的な文章が書けるようになることを目指す。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション,意見文 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) わかりやすく説得的な意見文 
パラグラフ 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題1(*授業の進度による) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 正しい構造の文,文のつながり,読みやすい文 
レポート・論文とは 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題2(〃)(以下同様) 
レポートのテーマを考える 
 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 序論の役割 
文体と表現 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題3 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 序論の要素  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題4 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) テーマ設定と目的の提示  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題5 レポートのテーマ決定 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 資料収集 
定義と分類 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題6 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アウトライン 
列挙 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題7 アウトライン作成 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 図表を使った表現と変化の表現 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題8 序論執筆 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 引用と出典の示し方 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題9 序論提出 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 対比と比較 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題10 序論の書き直し 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 原因の考察  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題11 本論第一稿 
 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 同意と反論  (授業時間外の学習/ Assignments) 本論第一稿の書き直し 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 帰結,結論の提示  (授業時間外の学習/ Assignments) 本論第二稿の書き直し 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括,参考文献の書き方  (授業時間外の学習/ Assignments) 期末レポートの完成 

受講者の数,日本語の文章能力,理解度等によって授業計画や進度を変更することがある。 
基本事項で知識が不足しているものがあれば,必要に応じてハンドアウトをアップロードし,確認する。 
 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  30%  授業への参加度 
提出物,小テスト  40%  宿題として出される課題(作文等),確認小テスト 
期末レポート  30%  2000字程度。構成・内容等を総合的に評価。 

課題作文とレポートは提出期限を守っているか,テーマに沿ったスタイルで書かれているか,授業で学んだことが身についているか等を考慮して評価する。 

<テキスト/Textbook>

アカデミックジャパニーズ研究会  『大学・大学院留学生の日本語④-論文作成編-』改訂版  (アルク、2015) ISBN:4-7574-0524-3 

 

教材はハンドアウトとテキストを使う。テキストは購入する必要がある。詳細は開講時に指示する。

<参考文献/Reference Book>

石黒圭・筒井千絵  『留学生のためのここが大切 文章表現のためのルール』(スリーエーネットワーク、2009)ISBN:978-4-88319-1502-2 
 

二通信子・佐藤不二子  『留学生のための論理的な文章の書き方』改訂第一版 (スリーエーネットワーク、2003)ISBN:978-4-88319-257-1 
 

<備考/Remarks>

通信上の問題が生じ,授業への参加が遅れる,または欠席する場合は担当教員へ必ず連絡すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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