シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


99001531-072 

△日本語2(文章表現Ⅴ)-72
Japanese 2 (Written Expression Ⅴ)-72
1単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  中村 香生里/NAKAMURA Kaori

<概要/Course Content Summary>

 この授業の目的は,作文を正確に,わかりやすく,論理的に書く技術を身につけることである。 
 授業では,文章構成,自分の意見や事実を読み手にわかりやすく伝える表現技術などを学び,短文作成練習を行う。また,すでに知っている表現であっても,実際に文章の中で使ってみなければ自然に使えるようにならないので,授業で学んだことを使って「書く」課題を,毎回与える。なお,授業では,提出された作文に見られた間違いを正しく直す練習や,クラスメートの作文を通して自分の作文を見つめ直すという機会も設ける。

<到達目標/Goals,Aims>

1.読み手がわかりやすいと感じるような文章を書くことができるようになる。 
2.最終的に800字程度のまとまりのある文章を書くことができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 文体,原稿用紙の書き方  (授業時間外の学習/ Assignments) 文体を意識した練習問題,原稿用紙を使用して書く(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 正しい構造の文を書く①  (授業時間外の学習/ Assignments) 「正確さ」に注意して文を書く練習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 段落を作る  (授業時間外の学習/ Assignments) 段落を意識した作文を書く(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 比較して説明する  (授業時間外の学習/ Assignments) 比較する表現を意識した作文を書く(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 正しい構造の文を書く②  (授業時間外の学習/ Assignments) 「正確さ」に注意して文を書く練習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 用語を定義する  (授業時間外の学習/ Assignments) 用語を定義する表現を意識した作文を書く(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 分類して説明する  (授業時間外の学習/ Assignments) 分類する表現を意識した作文を書く(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 描写して説明する  (授業時間外の学習/ Assignments) 描写する表現を意識した作文を書く(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 因果関係を説明する  (授業時間外の学習/ Assignments) ものごとの因果関係を意識した作文を書く(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 要約・引用して説明する①  (授業時間外の学習/ Assignments) 要約練習問題(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 要約・引用して説明する②  (授業時間外の学習/ Assignments) 要約したうえで引用する文章を書く(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 意見を述べる①  (授業時間外の学習/ Assignments) 意見文を書く(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 意見を述べる②  (授業時間外の学習/ Assignments) 意見文を書く(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) グラフを解説する  (授業時間外の学習/ Assignments) グラフ解説文の構成を意識した作文を書く(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 文法・表現・構成などの総チェック  (授業時間外の学習/ Assignments) 全体の復習をする(2時間) 

授業の内容や進度などは,学生のレベルに応じて変更することがある。  
春学期と秋学期とでは,扱う課題を異なるものにする。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

授業参加  20%  授業での態度や意欲をみる。 
レポート  40%  授業のまとめとして学習の成果をみる。 
課題提出  40%  練習問題や作文などの課題について,その提出状況と授業内容の理解度をみる。 

<参考文献/Reference Book>

倉八順子  『日本語の作文技術―中・上級』(古今書院、2000)
 

 

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