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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 地域文化の創造性を,観光の文脈とともに考察するうえで,最も肝要な思考のもとになるものは,「人文知」であると考えます。地域社会への経済的波及効果は,あくまでも創造され継承されてきた地域文化・生活文化の結果です。そしてそれは地域経済の拡大化のための単なる手段であってはなりません。「流行や模倣では田舎の行政はできぬ」とは,百年以上前の柳田國男からの警鐘を込めたメッセージです(『時代ト農政』1910年)。時として,「ゆるキャラ」や「B級グルメ」「アニメ・コンテンツツーリズム」に走ることは,果たして真に地域の創造性を永く伝えていき,私たちの子供たちや孫たちを,文化を通して幸福に導いていくことになるのでしょうか?とりわけ,確かに存在する,地方の小さなまちの小さな文化が有してきたはずの創造性を,地域社会の矜持とともに見詰め直し,観光の要諦として伝えていかなければなりません。「流行や模倣」やお洒落な文言に拘泥されたかのような表層の地域文化を払拭し,真の観光振興とは何かを,学生の皆さんとともに考えて行きたいと思います。 <到達目標/Goals,Aims> 学生の皆さんが,「観光」について学ぶことを通して「人文知」を理解し,またその理解を通して「観光」を再考できるようになることを目指したいと思います。換言すれば,「観光」に対するステレオタイプ(先入観等)に満ちた考え方からの脱却を目指したいと思います。 <授業計画/Schedule>
ゲストスピーカーの日程等は,ご本人のご都合(議会対応や天候不順等)による変更があり得ます。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
創造的なレポート等を期待。いわゆる「コピペ」は評価の対象外と考えて下さい。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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