シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


16601018-361 

△スポーツ・パフォーマンス1-361 (バドミントン)
Sports Performance 1-361 -Badminton-
1単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  実技/Skills practice 実技

  林 郁子

<概要/Course Content Summary>

 バドミントンは楽しく,体力的にやさしいスポーツのようであるが,思いのほかハードな体力が要求される。このようなことを実感するとともに,より楽しい試合を展開するために,基本的な打ち方であるハイクリア,スマッシュ,ドロップ,ドライブ,ヘアピン,ロブ,サービスなどの技術を獲得する。その際必要なことは,それぞれの技術が試合のどのような場面で使うことができるのかなどを考えながら,積極的にかかわることが必要である。 
 基本的な打ち方や,シングルス,ダブルスの試合の進め方を理解する中で,自分の“からだ”をいかにコントロールしていくかが重要なポイントになる。日常生活とは違った動きを意図的にしなければ技術の獲得はなかなか難しい。このために,単純に“からだ”に憶えさせていくのではなく,一つ一つの動作をつねに“考える”“想像する”“創造する”という姿勢を持って習得していくことが肝心である。 
 また,授業を展開していく中で,同じ時間にバドミントンをしてみようと思った仲間といかにうまく関わっていくかは大変重要なことである。初めてバドミントンをする人,長い間バドミントンとかかわってきた人,スポーツが得意な人,不得意な人など,様々な運動経験をした人が交じり合って授業は行われる。その中で,お互いに充実した授業をするために,その場に必要な行動は何かなどを自ら考え,実行することも大変重要な要素となる。積極的に多くの人とかかわる工夫をし,バドミントンを生涯スポーツとして楽しむことができるよう“考える”“想像する”“創造する”ことを意識して技術を獲得し,ルールに基づいた試合ができるように進めたい。 
 バドミントンから,からだを動かすこと,人と関わることによって得られる楽しさ,難しさを体感し,自らのからだを≪読む≫時間になるようにし,生涯を通じてスポーツを楽しむことができるようにしたい。 
 また,昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止対策を踏まえて基本的に対面で講義を行うが,その際には,互いに協力し合い,実践できる方法を考えながらすすめていくこととする。そのため,状況に応じて講義方法などを変更する場合があるので,DUETまたはe-classのメッセージを確認すること。

<到達目標/Goals,Aims>

 バドミントンの特性を理解し,ハイクリア,スマッシュ,サービスなどの技術を習得できるようにする。それらの技術を自ら工夫しながら習得するように心がけ,ルールに基づいてゲームが行えるようにする。また,積極的に人とかかわることができるようにする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ガイダンス(授業内容及び進め方についてなど)  (授業時間外の学習/ Assignments) シラバスの内容を読み,講義に参加すること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 基本的な打ち方(ハイクリア スマッシュ)簡易ゲーム ①  (授業時間外の学習/ Assignments) 振り返りで記述したことを基に打ち方などを復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 基本的な打ち方(ドライブ ドロップ)  簡易ゲーム ②  (授業時間外の学習/ Assignments) 振り返りで記述したことを基に打ち方などを復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 基本的な打ち方(ヘヤピン 復習)    簡易ゲーム ③  (授業時間外の学習/ Assignments) 振り返りで記述したことを基に打ち方などを復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) シングルスゲームの進め方 ルールの確認  (授業時間外の学習/ Assignments) 振り返りで記述したことを基に打ち方などの再度確認とフォーメーションとルールの復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) シングルスゲーム① 前回までに獲得した技術をうまく利用し,ルールに基づいたゲームができるようにする  (授業時間外の学習/ Assignments) ルールの復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) シングルスゲーム② 前回までに獲得した技術をうまく利用し,ルールに基づいたゲームができるようにする  (授業時間外の学習/ Assignments) ルールとゲームの組み立て方の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 団体戦 ① 前回までの戦績をもとにグループ分けし,シングルスゲームによる団体戦を行う   (授業時間外の学習/ Assignments) 次回からのダブルスゲームに生かせるように獲得した技術について振り返り,復習しておくこと 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ダブルスゲーム ゲームにいかせる打ち方を工夫し,パートナーと連携できるようにする  (授業時間外の学習/ Assignments) ルールと陣形の復習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) ダブルスゲーム サービス,陣形の工夫 ① 簡易ゲーム  (授業時間外の学習/ Assignments) ゲームの組み立て方,ルールと陣形の復習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) ダブルスゲーム サービス,陣形の工夫 ② 簡易ゲーム 
ダブルスゲームのルールが理解できるようにする 
(授業時間外の学習/ Assignments) ダブルスゲームのルールを確認し,次週から活用できるようにする 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) ダブルスゲーム ① 前回までに獲得した技術をうまく利用し,ルールに基づいたゲームができるようにする  (授業時間外の学習/ Assignments) ゲームの組み立て方,ルールと陣形の復習 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) ダブルスゲーム ② パートナーとの連携がうまくできるようにする  (授業時間外の学習/ Assignments) ゲームの組み立て方,ルールと陣形の復習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 団体戦 ② 前回までの戦績をもとにグループ分けし,ダブルスゲームによる団体戦を行う  (授業時間外の学習/ Assignments) 今までの授業で獲得した技術,陣形のとり方,ルールなどを再度確認すること 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ シングルス ダブルスの試合を行う 
ルールに基づき,陣形,打ち方を工夫し,コミュニケーションを取りながらできるようにする 
(授業時間外の学習/ Assignments) 講義全体を振り返り,バドミントンの技術やストレッチが継続的に行かせるようにすること 

講義進度により,授業計画を変更する場合がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  60%  実技科目という性質上,自分で実際に動き,考えることが大切であるから,出席点を重視する。しかし,ただ出席するという消極的な出席ではなく,積極的な出席をすることが大切である。 
その他  40%  意欲的に技術の向上を心がけ,ペア練習,試合などに積極的にかかわっていく姿勢を評価する。実技の到達度,試合結果なども評価の対象とするが,結果だけにこだわるのではなく,毎回の授業の振り返りとして記録する「授業の記録」の中に,“考える”“想像する”“創造する”という姿勢を持ちながら,自己分析ができているかということも重要な評価の対象である。 また,いかに楽しくするかという積極的な行動に対しても評価の対象とする。 
特記事項    欠席回数が4回以上の場合は,Fとする。欠席回数が4回未満の場合を評価の対象とする。大学が実施する学生定期健康診断を受診していない学生は受講できない。 

各項目とも積極的に授業に参加することが第一である。そして,毎回の振り返りを次回の授業に生かすことができるような工夫をすることが評価のポイントとなる。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
31 54.8 22.6 9.7 3.2 9.7 0.0 3.1

<備考/Remarks>

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため,授業計画や成績評価基準に変更が生じる可能性があります。また,更衣室の混雑を避ける必要がありますので,可能な限り自宅で運動着に着替えてきてください。同様の理由で,講義を早めに終了することがあります。 
運動をする際,自分のからだを守るための準備が必要である。シューズなど,ふさわしい服装の準備を必ずしてください。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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