シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


16016501-006 

△数学2-6 (数学と理工学)
Mathematics 2-6 -mathematics and engineering science-
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  浅倉 史興

<概要/Course Content Summary>

数学は理工学を学ぶための言語です.線形代数学と微分積分学については,皆さんは系統的なカリキュラムに沿って学習してきましたが,その他にも身につけておいたほうが良い数学があります.おそらく,物理学,工学実験,電気回路,電磁気学,流体力学,材料力学などの授業では,最初に必ず触れる内容ですが,この授業ではそれらの内容を「数学」としてできるだけ系統的に解説します.内容をキーワードとして挙げると:数と量,単位系,単位と次元,次元解析,相似則,有効数字,誤差,複素数,複素数平面,オイラーの関係式などです.授業は講義資料を配布して,それに沿って進みます.授業資料中で色々な数値計算をするので,関数電卓(生協で普通に入手できる程度)を必ず座右において受講してください.毎回,課題を出す予定なので,次回にレポートを提出してください.

<到達目標/Goals,Aims>

(1) 単位に親しみ単位の換算が速やかにできること 
(2) 次元解析の基本および無次元量の意味と用法を理解する 
(3) 有効数字と誤差の意味を理解し正しく使える 
(4) 複素数に習熟し複素数平面とオイラーの関係式を正しく使える

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 数と量  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 物理量の単位  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 単位系と次元  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 次元解析  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 無次元量と相似則  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 誤差と有効数字  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 誤差の伝播  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 最小二乗法  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 方程式の数値解法  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 複素数と複素数平面  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 複素数の役割  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 複素数の極形式とオイラーの関係式  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) オイラーの関係式の応用  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 微分方程式の解法  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめと展望  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と課題研究(1時間) 

受講者の人数により授業方法を変更する可能性あり.また,受講者の質問等により授業計画を変更する可能性あり,

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

期末レポート試験・論文  65%  授業内容の基本を理解しているかどうか 
提出物  35%  毎回の授業内容を理解しようとしているか 
 
課題にしっかり取り組んでいるか 

期末レポートでは:単位の換算,次元解析,誤差の見積もり,複素数の計算(とくにオイラーの関係式)が実際にできるか.提出物では:毎回の課題にしっかり取り組んでいるか.

<テキスト/Textbook>

講義資料を毎回配布します.

<参考文献/Reference Book>

必要に応じて紹介する.

<備考/Remarks>

今年度はDUETシステムを用いて,授業解説資料の公開,宿題レポートの提出,質問と回答等の遠隔授業を行います. 
数学では正確な解答を出すことが大切ですが,この授業では,単位が違うとか解答の桁数が違うとかの,トンデモ解答をしないことを学んでください. 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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