シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


16002355-002 

△日本語(2)-2 (日本語の誤用や乱れについて考える)
Japanese Language (2)-2 -Considering misuse and disorderly Japanese-
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  梶原 雄

<概要/Course Content Summary>

文法・語彙・音声・文字表記など日本語に関する基本的な知識を踏まえ,身近な言語表現を資料として,日本語について,様々な角度から考えていく。本講義では,普段接する様々な日本語の中には,本来とは違った使い方をする表現や誤用があるが,それらを単に「使ってはいけない」「この用法は間違っている」としてやり過ごすのではなく,どうしてそういう表現が生まれて来るのか,誤用であってもそのような誤用が生まれる理由は何かについて説明する。加えて,外国人の話す日本語についても本講義の対象とする。

<到達目標/Goals,Aims>

身の回りの言語対象などから,自身で日本語らしさとは何かを考えられるようになる。日本語に対して,常に問題意識を持つようになり,自分なりの解釈を説明できるようになる。外国人が話す日本語の特徴を理解し,その誤用に対して言語学的,日本語学的な指摘及び矯正ができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション・日本語の特徴  (授業時間外の学習/ Assignments) 毎回,ハンドアウトを中心に授業の内容を復習しておくこと。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 世界の中の日本語  
春学期開講の日本語(1)の復習  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) バイト語を分析する①  
丁寧か?慇懃無礼か? 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) バイト語を分析する②  
本当の丁寧さとは?  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 言葉の変遷・言葉の乱れ①  
本来の意味とは違う使い方をされる言葉,容認された誤用  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 言葉の変遷・言葉の乱れ②  
新語,流行語,若者言葉  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中間チェック   (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 他言語との比較①  
言葉の乱れ 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 他言語との比較②  
新語,流行語,若者言葉  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 日本人の知らない日本語①ー音声・表記  
外国人の話す日本語を分析 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 日本人の知らない日本語②ー語彙  
外国人の話す日本語を分析  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 日本人の知らない日本語③ー文法  
外国人の話す日本語を分析  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 日本語の国際化①  
日本語教育  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 日本語の国際化②  
世界各国との比較  
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括 -まとめチェック-  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 

授業はオンラインで行う。 
授業内容には代表的な項目を挙げている。授業の進度及び授業内容の順番は変更することがある。最後の週にこれまでの学習の到達度をチェックする。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

授業参加   50%  授業動画の視聴状況 
内容理解  50%  e-classを用いた内容理解度チェックとレポート 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
67 58.2 13.4 17.9 6.0 4.5 0.0 3.1

<テキスト/Textbook>

毎時間ハンドアウトを配布する予定。ハンドアウトは基本的にその時間のみの配布。

<参考文献/Reference Book>

浦野啓子  『問題だ!そのバイト語』第一版 (東洋経済新報社、2006)
 

小林作都子  『そのバイト語はやめなさい』第一版 (日本経済新聞社、2005)
 

北原保雄  『問題な日本語』第一版 (大修館書店、2005)
 

蛇蔵&海野凪子  『日本人の知らない日本語』第一版 (メディアファクトリー、2010)
 

友松悦子  『どんなときどう使う日本語表現文型辞典』新装版 (アルク、2014)
 

授業時に必要があればその都度紹介する。

<備考/Remarks>

本講義は,2020年度秋学期の期間中,全てオンラインで行います。 
各種連絡や資料提示にe-classを使うので,操作方法を事前に確認しておくこと。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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