2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

近代英国は，産業革命を経験し，世界の工場として「繁栄の時代」を謳歌するも，第一次世界大戦での苦戦をきっかけに「高校世界史の主役」から脱落してしまう。だが，本講義にて明らかにされるように，同時代の英国史は，「複合的な要素」で構成されており，「教科書的な単純な物語」では決してない。「社会史」，「女性史」，「文化史」など，今でも英国史に数多くの研究者・人々が関心を寄せる理由は各要素がもたらす魅力によるものだと言っても過言ではない。そこで本講義では，19世紀初頭から20世紀後半までの英国国内史を中心に概観し，『教科書』では説明されていない英国史の面白さを学生に伝えたいと思う。

＜到達目標/Goals,Aims＞

一つの見方にとらわれずに，多様な視点から外国史を理解する力をもつことができるようになる。

＜授業計画/Schedule＞

Web授業で実施される。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

＜テキスト/Textbook＞

授業資料・音声付きPowerPointファイルを使用する。

＜参考文献/Reference Book＞

その他の参考文献については授業中に紹介する。