2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

現代社会において，公・私とはどのようにあるべきか，公共とはどのようにあるべきか，が問い直されて久しい。またそのため，かって公・私はどのようにあったのか，公共はどのようにあったのか，が歴史的に考え直されてきた。その蓄積をふまえながら，授業では，家光・家綱・綱吉・家宣・家継・吉宗政権が公儀をいかに掌握し，近世国家になっていくかという過程をタテ軸に，公儀が国家となっていく上で必要なことは何であったのかをヨコ軸に，歴史的に考えて見たいと思います。

＜到達目標/Goals,Aims＞

・受講生は，歴史を，単なる知識としてではなく，現代日本・国際社会と関連付けて学ぶことで，より深い理解に達することができる。　
・また歴史の深みから現代の諸問題を捉え見つめ直し，現代を歴史段階として生きていく上での教養とすることができる。

＜授業計画/Schedule＞

上記の項目は予定なので，進捗状況によっては，受講生と相談の上，授業計画を変更する場合がある。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

コメントペーパーは，質問の答えや授業に関することを書いてもらいます。【変更】確認質問をする予定です。　
期末試験は，歴史的知識をたずねるのではなく，理解をたずねる予定です。

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

＜テキスト/Textbook＞

＜参考文献/Reference Book＞

その他は適宜紹介します。

＜備考/Remarks＞

授業前後に質問を受け付けます。