2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

宗教は世界各地における諸文明の文化的基層をなすばかりではなく，文化的媒体としても働いてきた。そして，諸宗教の発祥か発展には「カリスマ的」人物の存在が必要不可欠であった。世界情勢が混迷を増す今日において，世界の諸宗教の伝統とその特徴について理解を深めることは重要である。本講義では，大きく多神教と一神教といった観点から宗教の基礎知識を教えると同時に，現代社会における宗教の再生とカリスマ性について考える。また，チベット仏教やイスラム教と関連づけて宗教再生の具体例を取り上げることで宗教実践の意味を探る。

＜到達目標/Goals,Aims＞

現代社会における宗教事情をめぐる理解を深める。

＜授業計画/Schedule＞

受講者と相談の上，授業計画を変更する可能性がある。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

＜テキスト/Textbook＞

テキストは特に使用しない。

＜参考文献/Reference Book＞

授業の中で適宜，紹介する。