2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

　この科目では、同志社がどのような経緯で、どういう人たちにより、また何を目的として創立されたかを学びます。皆さんは同志社大学の一員なのですから、この授業で自分の大学の歴史と独自性をぜひとも学んでください。このことは、皆さんの今後の生き方に貴重な指針を与えてくれるはずです。　
　
　授業の内容は、前半10回で新島を始めとする創立に関わった人たちの動向と思想を取り上げます。とりわけ新島の教育・宗教思想を軸とする「建学精神」を学びましょう。もちろん、2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』の主人公である新島八重やその兄である山本覚馬についても紹介します。授業の後半には、「建学精神」の基盤であるキリスト教や神学について学びます。キリスト教とはいったいどのような宗教なのか、ぜひともこの授業で知ってください。キリスト教の理解を深めるために、キリスト教と関係する絵画、音楽、映画なども紹介する予定です。　
　
　この科目は同志社やキリスト教についての「基礎科目」ですから、すでに基本的なことを学んだ法人内高等学校（同志社、同志社香里、同志社女子、同志社国際）や新島学園高等学校出身の方は同志社科目のうちの「展開科目」を受講した方がよいでしょう。忘れてしまった方、もう一度しっかり復習したい方はこの「基礎科目」をどうぞ。　
　
備考　
（１）視聴覚教材を毎回使用します。　
（２）受講生にスライドの撮影を許可しています。シャッター音が気になる方がいらっしゃるかもしれません。

＜到達目標/Goals,Aims＞

同志社大学の「建学の精神」をしっかり把握し、その土台となっているキリスト教についても理解できるようになること。

＜授業計画/Schedule＞

講義の理解度を確認するため、毎週小テストをおこないます。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

＜テキスト/Textbook＞

授業はPowerPointを使い、スクリーンを見ながら進めます。時々印刷物の配布があります。

＜備考/Remarks＞

この科目は、同志社科目群の「基礎科目」です。　
毎回視聴覚教材を使用します。