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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> ドイツ語圏を中心にすえて,西欧の翻訳に関する思想を紹介する。16世紀のM.ルターの聖書翻訳の思想,古典文献学者だったFr.ニーチェの翻訳思想,さらには批評家W.ベンヤミン,20世紀の聖書翻訳者F.ローゼンツヴァイク,作家哲学者へルマン・ブロッホのエッセイなどである。また理論や理屈の説明に終始しないために,出来る限り実際の翻訳を見てもらいたい。ルターの聖書翻訳はもちろんだが,翻訳家フォスのホメロス,詩人ヴィーラント,A.シュレーゲルのシェイクスピア,狂詩人ヘルダーリンのソフォクレスなどである。受講生には,積極的に日本語訳を参照しておいてもらいたい。 <到達目標/Goals,Aims> 翻訳の方法を歴史的に観ることで,優れた翻訳が直訳vs意訳といった二項対立ではなく,翻訳者が置かれた歴史的な状況との葛藤から生み出された成果であることがわかるようになる。さらに翻訳という言語行為がその葛藤を超出するものであることがわかるようになる。 <授業計画/Schedule>
受講生数およびその理解度によっては,講義計画を変更する場合がある。またオンライン授業という制約から,ドイツの翻訳思想を総花的に紹介するのではなく,ロマン主義期の翻訳論を中心に据えた。むろん,ベンヤミンなどのユダヤ系思想家との関連も紹介していく。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
講義の最後の15分を使って執筆,提出してもらうコメント・ペーパーは内容により(A/B/C)の評価。小論文は書誌情報の正確さ,論文の結構(構成),受講生が新たに獲得した視点などから判断する。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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