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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 人間が無意識の力によっていかに衝き動かされているか,このことを精神力動的観点から明らかにしようとしたのが,精神分析の祖ジークムント・フロイトだった。彼の思想は,20世紀の欧米諸国を席巻し,現代思想の源流と言われるまでになったが,なぜそれほど人々を魅了したのだろうか。本講義では,フロイトの基本的な理論とその理論が成立した背景を解説したのち,フロイトの欲動論がその弟子たちの対象関係論へと徐々に移行していった過程を概観する。最後に,精神分析の理論と実践の教育機関として1920年代にベルリンに創設された世界初の精神分析インスティテュートの成り立ちとそこで行われていた精神分析家の養成課程を紹介する。この機関から輩出した分析家たちによってフロイトの理論は根本的な刷新を被ったが,本講義ではそうしたフロイト以降の分析家たちの理論の多様性についても紹介を行い精神分析の今日における意義を考えてみたい。 <到達目標/Goals,Aims> フロイトの精神分析理論とその成立の背景を学ぶことによって,自分の内にある他なるもの(無意識的なもの)について考えてみることができるようになる。また,同時に精神分析の問題点についても考察し,それに対する批判的視点も持てるようになる。 <授業計画/Schedule>
受講者と相談のうえ,授業の進度を調整し,内容を変更することもある。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
講義内容をしっかり理解したうえでコメントできているかどうかをチェックする。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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