シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


16000205-052 

△日本の伝統と芸能-52 (雅楽)
The Tradition and Performing Arts of Japan-52 -Gagaku-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  中川 久公

<概要/Course Content Summary>

本講義では,はじめに,わが国の伝統と芸能の基本的な知識を紹介する。その上で,第一線で活躍するさまざまな分野のゲストスピーカーを招聘し,各分野における芸能・文化がどのように発展し,成立してきたかを学ぶ。実際に美術館,博物館,旧跡等を訪ね,日本の伝統と芸能の文化を肌で体感する。とくにわが国の芸能すべての源流である雅楽を中心に,日本の芸能の伝統が日本人の心性・習俗性にいかに影響を及ぼしているかを考察し,その成立の過程を検証する。 
担当者は, 恵美須神社の神職として勤務経験(平成19年より代表役員)を有し,日本文化の伝統と現状等について解説する。

<到達目標/Goals,Aims>

芸能・文化がどのように発展し,成立してきたかを考察し,芸能すべての源流である雅楽を中心に,日本の芸能の伝統が日本人の心性・習俗性にいかに影響を及ぼしているかを学び,日本の伝統文化を理解する為の基礎知識を習得する。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能の基礎知識 1  (授業時間外の学習/ Assignments) 日本の伝統・芸能の基礎知識1の復習を行い次回授業までにノートにまとめる  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能の基礎知識 2  (授業時間外の学習/ Assignments) 日本の伝統・芸能の基礎知識2の復習を行い次回授業までにノートにまとめる 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能の基礎知識 3  (授業時間外の学習/ Assignments) 日本の伝統・芸能の基礎知識3の復習を行い次回授業までにノートにまとめ自らの1.2.3を自身の知識として身につける  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能(茶道・茶碗)檜垣良太氏≪桂窯≫  (授業時間外の学習/ Assignments) 茶道・茶碗ついての基礎知識をマスターする  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能(庭園)山田拓宏氏≪花豊造園取締役≫  (授業時間外の学習/ Assignments) 日本の庭園についての基礎知識をマスターする  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能(竹)三木崇司氏≪三木竹材店副店主≫  (授業時間外の学習/ Assignments) 竹と竹工の文化の基礎知識をマスターする  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本人の心性 1  (授業時間外の学習/ Assignments) これまでの授業をふまえ,日本人の心性に関する理解を深める  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本人の心性 2  (授業時間外の学習/ Assignments) 日本人の心性について自身の言葉でノートを作成する 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本人の習俗観 1  (授業時間外の学習/ Assignments) 日本人の習俗観について理解を深める  
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 日本人の習俗観 2  (授業時間外の学習/ Assignments) 日本人の習俗観について自身の言葉でノートを作成する  
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能(各論) 1  (授業時間外の学習/ Assignments) この授業についての理解をノートにまとめる  
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能(各論) 2  (授業時間外の学習/ Assignments) この授業についての理解をノートにまとめる  
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能の総括 1  (授業時間外の学習/ Assignments) 以前の授業をふまえ自身の言葉で小レポートを作成する  
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能の総括 2  (授業時間外の学習/ Assignments) 以前の授業をふまえ自身の言葉で小レポートを作成する  
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 日本の伝統・芸能の総括 3  (授業時間外の学習/ Assignments) 全授業をふまえ,期末レポート試験の課題を作成する  

上記,第2回~11回目「日本の伝統・芸能」授業では,現地見学を行う場合がある(未定)。 
その場合の交通費は自己負担となるが,事前に授業時に指示する。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  20%  出席回数による。 
期末レポート試験  80%  各授業の内容を踏まえて,独自の意見を求めるレポートを課す予定。授業時に別途指示する。 

平常点は,講義中の課題に対する取組み姿勢とその理解度を評価の目安とする。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
10 30.0 10.0 50.0 10.0 0.0 0.0 2.6 *

<テキスト/Textbook>

中川久公  『宮司が語る京都の魅力-日本人の心の源流を探る-』 (株式会社PHP研究所、2010年4月6日) 教室にて販売する(1,300円+税)  206頁  ISBN:978-4-569-77768-9 

 

<参考文献/Reference Book>

  特に使用しない。 

 

<備考/Remarks>

※先行登録が必要となります。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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