シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


16000022-053 

△新約聖書とキリスト教-53 (現代の視点からの学び )
The New Testament and Christianity-53 -The Study from the Contemporary Viewpoint -
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  望月 修治

<概要/Course Content Summary>

 この講義では,キリスト教の聖典である新約聖書の概説と現代へのメッセージを扱う。新約聖書とその中心に位置するイエス・キリストの思想と行動,また初期キリスト教の歴史,思想,文化などに関する基礎的な知識を学ぶとともに,それが現代人の世界観や人生観とどのような関わりを持つかを考察する。 
 なおこの講義は,同志社大学においてはじめてキリスト教に接する学生を主な対象として行う導入的な位置づけのクラスである。 
 本講義は春学期開講の「旧約聖書とキリスト教(現代の視点からの学び)」(※2016年度以前生は「キリスト教と人間1(旧約聖書の視点から)」と合わせて受講することが望ましい。

<到達目標/Goals,Aims>

 キリスト教主義大学である同志社大学の建学の精神の基であるキリスト教についての基礎的理解を得ると共に,受講者が新約聖書におけるさまざまな思想や価値観を自らの生き方や考え方を省察する拠り所のひとつとして活用できるようになることを目標とする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) オリエンテーション 
-旧約聖書から新約聖書へ- 
(授業時間外の学習/ Assignments) レジュメにそって講義内容を復習し,参考文献も活用しながら新約聖書への理解を深める。 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 聖書の大地 
-ガリラヤの風土と歴史- 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) イエスが歩んだ道 
-誕生と生い立ち- 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 洗礼者(バプテスマ)のヨハネとイエス  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) イエスの思想と教え 
-「神を愛すること」と「隣人を愛すること」- 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) イエスの譬え話を読み解く(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) イエスの譬え話を読み解く(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 奇跡といやし 
-福音書の奇蹟物語を読む- 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 「救い」とは? 
-「生きることへの視点」の転換- 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) イエスの弟子たち 
「人間をとる漁師とする」 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) イエスと出会った人々 
-イエスは誰と一緒に生きたか- 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) イエスの死と復活 
-志を継ぐ者たちー 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) キリスト教のはじまり 
-教会の成立:ひとつであることと多様であること- 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 初期キリスト教の展開 
-パウロが担った働き- 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 秋学期の講義内容の総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容のまとめ 

10月または11月に行われるDoshisha Spirit Week の公開講演を講義の一環として行う予定。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席等)  10%  e-classへのアクセスの有無で出欠を確認する 
中間レポート  35%  新約聖書に関する参考文献,その他の文献から1冊を選び,その概要と感想をレポートにまとめ提出する。 
期末レポート  55%  講義の内容に関する課題についてレポートを提出する 

平常点は講義への出欠によって評価する。 
中間レポートは取り上げた本の単なる要約ではなく,内容に対する感想・見解が記載されていること。 
期末レポートは講義内容を踏まえた回答がなされていることが評価のポイントとなる。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
89 41.6 28.1 9.0 2.2 19.1 0.0 2.7

<テキスト/Textbook>

  『聖書(新共同訳)』 (日本聖書協会) 各講義で取り上げる聖書個所はレジュメにも印刷するので,聖書の購入は必須ではない。 

 

<参考文献/Reference Book>

クラスにおいて随時紹介する。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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