シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


15030060-001 

△図書館情報サービス論Ⅱ-1
Information Services Ⅱ-1
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  嶋田 学

<概要/Course Content Summary>

 情報サービスとは,情報を求める図書館利用者に対して,図書館員が情報や情報源の提供・紹介等を行う人的支援である。本講では,図書館における情報サービスの意義,歴史,種類を明らかにし,レファレンスサービスの方法やプロセス,およびレファレンスツール,データベース等の情報源について解説する。また,情報検索サービス,図書館利用サポート,発信型情報サービス等についても解説する。 
 担当者は,豊中市立図書館等で司書として勤務した経験を有し,その経験を活かして図書館サービス,情報サービスに関して解説する。

<到達目標/Goals,Aims>

図書館サービス及び図書館が提供する情報サービスの使命・基本構造が理解できるようになる。レファレンスサービスにおいて利用する基本的情報源を説明できる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 情報社会と図書館の情報サービス  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業計画・評価方法について確認しておくこと。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 情報サービスの種類:レファレンスサービス,レフェラルサービスなど  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布資料および授業中に取り上げた参考文献を読んでおくこと。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 情報サービス,レファレンスサービスの歴史:理論史,実践史  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布資料および授業中に取り上げた参考文献を読んでおくこと。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 情報サービスの実際 :レファレンスサービスの現状  (授業時間外の学習/ Assignments) 近隣の公共図書館で提供されているレファレンスサービスの内容について調べること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 主要な参考図書(辞典,事典,書誌,索引など)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業で紹介した参考図書を大学図書館で確認すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 情報検索サービスの方法1:主要な電子参考資料(事実情報の検索)  (授業時間外の学習/ Assignments) 無料で利用可能なデータベースを確認すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 情報検索サービスの方法2:主要な電子参考資料(書誌データの検索)  (授業時間外の学習/ Assignments) 大学内で利用可能なデータべースを確認すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 情報探索行動,レファレンスプロセスの理解  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分の日常生活における情報探索行動を振り返り,授業で扱ったモデルとの比較を行うこと。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) レファレンスサービスの実際  (授業時間外の学習/ Assignments) 近隣の公共図書館で提供されているレファレンスサービスについて調べておくこと。 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 情報サービスの記録と評価:記録票,事例の活用  (授業時間外の学習/ Assignments) 大学図書館のレファレンスサービスを体験すること。 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 情報サービスの体制づくり :他館との連携(依頼票など)など  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布資料および授業中に取り上げた参考文献を読んでおくこと。 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 発信型情報サービスの意義と方法,パスファインダーの作成  (授業時間外の学習/ Assignments) インターネット上で提供されているパスファインダーを検索し,内容を確認すること。 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 図書館利用教育(文献利用指導など)  (授業時間外の学習/ Assignments) 大学図書館で提供されている利用教育の内容を確認し,整理すること。  
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 情報リテラシー教育  (授業時間外の学習/ Assignments) 各国の情報リテラシー教育の基準等をインターネット等で確認しておくこと。 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 授業のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) これまでの授業を振り返っておくこと 

授業の進度に応じて,授業計画を変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  20%  原則2/3以上の出席が必要  
小レポート  30%  毎回課題を出し小レポートとして提出を求め,授業への関与度を確認する。 
期末レポート試験・論文  50%  授業内容の習熟度,理解度をレポートにより確認する。 

<テキスト/Textbook>

適宜授業中に資料を配布

<参考文献/Reference Book>

斎藤文男, 藤村せつ子  『実践型レファレンス・サービス入門-JLA図書館実践シリーズ1-』増補版 (日本図書館協会、2014)ISBN:978-4-8204-1400-1 
 

 

 

上記以外の参考文献については,授業中に適宜紹介します。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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