シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


15020050-051 

△情報メディアの活用-51
Information Media and Its Use-51
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  笠井 詠子

<概要/Course Content Summary>

 情報化が進む社会において,教育段階からの情報活用能力の育成が重要視されている。これからの司書教諭には情報教育の推進にリーダーシップを発揮できるメディア専門職としての知識および技術が求められる。 
 この科目では,まず多様な情報メディアの種類と特性を理解し,学校教育における各メディアの意義と活用方法,さらには主にコンピュータを利用した情報検索法やインターネットの活用について学ぶ。 
 理論部分は配付資料に沿って講義し,適宜ビデオ等も利用する。テーマごとに課題を設定するが,特にコンピュータを利用した情報教育を念頭に置いた課題を中心とする。 
 担当者は,サーチャー試験1級(現検索技術者検定1級)を有し,専門図書館等でビジネス情報や特許情報の検索に従事してきた。その経験を活かし,情報検索等の課題指導を行う。

<到達目標/Goals,Aims>

情報化社会に対応できる情報活用能力を習得・育成するための基盤を形成する。 
 
(1)課題を通じて学んだデータベース検索およびインターネット検索の知識を応用して,新しいテーマについて検索することができる。 
(2)課題を通じて学んだHTMLの知識を応用して,新しいHTML文書を作成することができる。 
(3)「教育の情報化」の観点から,あるべき司書教諭像について自分の考えを述べることができる。 
(4)当科目を履修した後も引き続き「情報化社会に対応できる情報活用能力を習得しようとする態度」を身につける。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) (対面授業)ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題1 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) (オンライン授業)学校の情報化を数値で見てみよう  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題2ー1 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) (オンライン授業)社会の変遷と情報化社会  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題2ー2 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) (オンライン授業)学校・学校図書館の情報化と司書教諭に求められるもの  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題3,課題4 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) (対面授業)メディアを活用した授業1  (授業時間外の学習/ Assignments) ビデオについて 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) (対面授業)メディアを活用した授業2  (授業時間外の学習/ Assignments) ビデオについて 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) (オンライン授業)情報メディアの特性と選択・活用,学校図書館におけるIT化  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題5 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) (オンライン授業)情報検索の基礎  (授業時間外の学習/ Assignments) 小テスト 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) (オンライン授業)情報検索の実際1  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題6 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) (オンライン授業)情報検索の実際2  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題6 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) (オンライン授業)インターネットの活用(情報検索)1  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題7 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) (オンライン授業)インターネットの活用(情報検索)2  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題7 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) (オンライン授業)インターネットの活用(情報発信)1  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題8 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) (オンライン授業)インターネットの活用(情報発信)2  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題8 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) (オンライン授業)情報モラルと著作権,まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) リフレクション 

学生の関心・理解度に応じ,上記授業計画を変更することもあり得る。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  10%  授業への参加態度,課題提出状況。 
期末レポート試験  60%  授業で学んだ内容に基づくテーマを課し,総合力を問う。提出はe-class上で行う。 
提出物  30%  授業中に指示した小テストや課題。提出はe-class上で行う。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
13 15.4 61.5 15.4 0.0 7.7 0.0 2.8 *

<テキスト/Textbook>

e-class上に資料を配付する。

<参考文献/Reference Book>

坂田 仰・河内 祥子 編著  『教育改革の動向と学校図書館』(八千代出版、2012)ISBN:978-4-8429-1570-8 
 

<参照URL/URL>

全国学校図書館協議会 
 

<備考/Remarks>

・本科目は法に定められた資格(司書教諭)付与に関わる科目であり,安易な受講態度では単位取得はできないことをよく理解した上で履修すること。 
・コンピュータの基本操作に慣れておくこと。 
・e-classとe-mailを利用するので,操作に慣れておくこと。 
USBメモリ等の保存メディアを用意しておくこと。 
・本科目は先行登録科目であるので,必要な履修手続きを忘れずに行っておくこと。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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