シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度

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△南北アメリカ地域の文化7 (スペイン語圏文化の形成)
Cultures of the Americas 7
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  加藤 隆浩

<概要/Course Content Summary>

本講義では,ラテンアメリカ地域において,フランス,スペイン,ポルトガル等のヨーロッパ文化とアフリカの文化,先住民文化が融合して形成された言語や音楽,文学などに表れた文化の雑種性に着目する。ポスト・コロニアリズムの立場から単一民族や言語を前提とする国民国家の在り方を問い直し,異質なものとの出会いや融合によって生まれた文化的創造力について考察する。そして,多文化・多民族の「共生」の有り様を考えるヒントとしたい。なお,講義の中で,受講生の発言を多く求め,それをクラスのなかの議論の突破口としたいので,積極的に参加してほしい。 

<到達目標/Goals,Aims>

南北アメリカ地域を舞台に,グローバルなものとローカルなものとのダイナミズムや,両者のせめぎ合いを観察することで,受講生が社会・文化のありようを分析できる力を養う。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) イントロダクション(南北アメリカをいかに学ぶか)  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 大航海時代の世界観  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 大航海時代のヨーロッパ人の描いた化け物  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 大航海時代の社会  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 大航海時代が残したもの  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 先史時代 メソアメリカの例  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 先史時代 アンデス世界の例  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 復習および中間レポート発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 異文化の出会う時  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 文化の混淆① コロンブス交換  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 文化の混淆② 聖母の出現  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 文化の混淆③ ゾンビ  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 文化の混淆④ 移住の果て  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 文化の混淆⑤ 開発援助  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 

参考文献(必ずしも和文とは限らないが)を授業内に指示するので,それを読んで予習・復習,さらに一歩進んだ学習に臨んでほしい。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)    授業に積極的に参加するのは当然でしょう 
中間レポート試験  50%  8回目の授業内に行います。中間試験の解説は9階目の授業で行います。 
期末試験  50%  試験期間に実施します 

<テキスト/Textbook>

  授業内で指示します 
 

 

<備考/Remarks>

担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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