シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△アジア・太平洋地域文化形成論2 (朝鮮)
Historical Formation of Asian-Pacific Cultures 2
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  小川原 宏幸

<概要/Course Content Summary>

日本と朝鮮とのあいだで歴史的に形成されてきた関係は,現在の朝鮮民主主義人民共和国・大韓民国をめぐるさまざまな情勢を大きく規定している。したがって現在における日本と南北朝鮮との関係を理解するにあたっては,両地域間の歴史に対する理解が不可欠である。 
本講義では,同時代の北東アジア国際関係を踏まえながら,19世紀後半以降日本の敗戦=朝鮮の解放までの日朝・日韓間における歴史を,特に日本と朝鮮半島との政治文化の差異に注目しながら概観する。

<到達目標/Goals,Aims>

日朝・日韓関係を歴史学的観点から把握し,歴史の展開過程を理解するための視野を確立するとともに,現代の日朝・日韓関係を考える手がかりを得ることができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) イントロダクション:近現代史を見るまなざし  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 朝鮮近代の胎動と東アジア  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 朝鮮の開港  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 朝鮮の開化政策と近代化の試み  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 東学と甲午農民戦争の展開  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日清戦争と朝鮮  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日露戦争下の朝鮮  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 韓国「保護国」化  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本の朝鮮植民地化と韓国併合  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 日本による「武断政治」と「同化」の論理  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 三・一独立運動と「文化政治」への転換  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 植民地期朝鮮の統治構造・社会・文化  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 日本の中国大陸進出と総力戦体制下の朝鮮  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 朝鮮の解放と分断体制の形成  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 文献の該当部分を通読する(1時間) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,授業態度)  40%  授業時に毎回,授業内容についてリアクションペーパーを提出してもらう。その内容に応じて平常点を算出し,単なる出席点は付与しない。 
期末レポート  60%  教員が授業内に提示した課題について論述する。 

期末レポートは,次の基準にもとづいて評価を行う。 
  分析能力:具体的事実を掘り下げた上で,どの程度客観的に分析できるか 
  論述能力:他人にわかりやすい論旨一貫した論述ができるか 
  課題提示能力:自己の分析にもとづいて論点をどの程度提示できるか 
 なお,分析能力35%,論述能力35%,課題提示能力30%の配点とする

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
54 22.2 35.2 18.5 16.7 7.4 0.0 2.5 *

<テキスト/Textbook>

趙景達  『近代朝鮮と日本』 (岩波書店、2012年) ISBN:978-4-00-431397-7 

 

<参考文献/Reference Book>

趙景達  『植民地朝鮮と日本』(岩波書店、2013年)ISBN:978-4-00-431463-9 
 

 

 

 

 

<備考/Remarks>

担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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