シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


12212214 

△ヨーロッパ地域の課題4 (東西宗教から見たヨーロッパ文化)
Issues in Europe 4
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  武藤 慎一

<概要/Course Content Summary>

「現代の世界情勢を考えるうえで,もはや避けては通れないのが宗教だが,できれば避けて通りたい」。日本では大半の人が,そう思っているのではないだろうか。本授業では,いったんその「思いこみ」を外して,別の価値観を検討してみたい。現代社会から出発して,その起源である西欧近代にさかのぼり,その大もとは前近代にあるヨーロッパ文化を東西の主要な宗教の視点から見ることで,現在のわれわれを照射する。

<到達目標/Goals,Aims>

現代社会を理解するうえで不可欠な,ヨーロッパ文化を東西宗教の観点から理解できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 現代社会と宗教(1)――現代社会の重要課題としての宗教  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの序章(1)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 現代社会と宗教(2)――客観的データから心のなかの宗教へ  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第三章(1)と配布資料を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 現代社会と宗教(3)――グローカル化のなかの宗教  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第三章(2)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 現代社会と宗教(4)――多宗教共生への道  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第三章(5)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 西欧近代と宗教(1)――無宗教,非宗教,反宗教  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第一章(1)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 西欧近代と宗教(2)――普遍性,近代性,合理性  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第二章(2)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 西欧近代と宗教(3)――宗教文化から見た世界の東西  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第二章(4),第三章(3)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 西欧近代と宗教(4)――宗教文化から見たヨーロッパの東西  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第二章(5)と配布資料を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 前近代と宗教(1)――知性偏重と宗教  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第二章(1)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 前近代と宗教(2)――意志の自由と宗教  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第一章(5)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 前近代と宗教(3)――感性の復権と宗教  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第一章(4)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 前近代と宗教(4)――古代,野蛮,神話  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの終章(1)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) まとめ(1)――中東を要に,東西へ  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの序章(2),(3),第二章(3)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) まとめ(2)――現代における「神」の問題  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの終章(2),第三章(4)を熟読すること(1時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) まとめ(3)――現代日本から見たヨーロッパ宗教  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業後にテキストの第一章(2),(3)を熟読すること(1時間) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  20%  ワークや発表・質問などを通して積極的な授業参加を求める。 
期末レポート試験・論文  80%  授業で学習した事項についての理解度を問う。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
50 14.0 30.0 24.0 14.0 18.0 0.0 2.1 *

<テキスト/Textbook>

武藤慎一  『宗教を再考する-中東を要に,東西へ-』 (勁草書房、2015年)

 

<参考文献/Reference Book>

森安達也  『近代国家とキリスト教』(平凡社、2002年)
 

<備考/Remarks>

担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。