シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


12212207 

△ヨーロッパの課題7 (ヨーロッパから見た日本)
Global Issues in Europe 7
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  I.V.MELNIKOVA

<概要/Course Content Summary>

16世紀に日本を訪れたヨーロッパの宣教師たちが普及させた日本に対する知識は,19世紀に入り,ロンドン,パリ,ベルリン,サンクト・ペテルブルグなどの諸大学でアカデミックな日本学へと発展した。最近20年間のヨーロッパ日本研究協会(EAJS)の活動を中心に,ヨーロッパ地域文化と日本文化を総合的に考察する。

<到達目標/Goals,Aims>

本講義の目的は,現代のヨーロッパにおける日本研究の事情と課題をヨーロッパ各国の歴史の視点ならびに,グローバルな視点から取り上げること。学生はヨーロッパ各国における独自の日本理解と,ヨーロッパ地域圏全体からみた日本像との間に存在する相違点に対する知識を身につけることができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) イントロダクション。ヨーロッパと日本の交流史。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) ルイス・フロイス(1532−1592)などの宣教師が見た日本。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 17−18世紀のオランダ人がヨーロッパに伝えた「日本情報」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 18−19世紀のロシア人がヨーロッパに伝えた「日本情報」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 幕末から明治時代に日本国内を旅行した外国人が見た日本。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 浮世絵版画などの日本美術品の収集から始まったヨーロッパの「ジャポニズム」。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) ヨーロッパにおける日本語教育と日本研究の歴史。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 復習と小テスト  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) ヨーロッパの統合と日本語教育・日本研究のグローバリゼーション。ヨーロッパ日本研究協会の活動。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) ヨーロッパにおける日本文学の翻訳・出版。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) ヨーロッパで行われる国際映画祭に輝いた日本の映画。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) ヨーロッパの映画に見られる日本のイメージ。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) ヨーロッパの若者と日本のアニメ,マンガ,ゲーム,ファッションの魅力。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) まとめ:ヨーロッパ各国の歴史の視点ならびに,グローバルな視点からみた日本研究の歴史。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 復習と小テスト  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 

上の計画を実現するため,必ず指定箇所を予習した上で授業に臨んでほしい。具体的な復習・予習の内容に付いては毎回の授業時に通知する。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  20%   
中間レポート試験  30%   
期末レポート試験・論文  30%   
小テスト  20%   

上記の評価項目を総合して最終的な成績を算出する。なお,授業日数の3分の2以上の出席がない場合は,受験資格を取り消すことがある。

<備考/Remarks>

担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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