シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


12212202 

△ヨーロッパの課題2 (現代ヨーロッパ社会の多様性)
Global Issues in Europe 2
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  亀谷 百合佳

<概要/Course Content Summary>

そもそもヨーロッパとは何なのか,どのような要因をもってヨーロッパと呼ぶのか,地理的にどこを指すのか,その歴史的形成から紹介し,本講義ではヨーロッパ社会の多様性を,今日のフランス社会の変容を実例にして検討する。「フランスとは何か?」という素朴な問いから発し,歴史を通じてその概念がどのようにして生まれ,定義され,変化していったのかを考える。そして1958年に第五共和国憲法が制定されて以来,「唯一不可分」とされている共和国はどのように植民地帝国が崩壊した後,文化の多様化,様々な民族,宗教との共存を試みているのか,その現状と課題を,メディアに取り上げられた象徴的な問題や事件を取り上げて考えていきたい。

<到達目標/Goals,Aims>

ヨーロッパ,EU形成過程と現代フランスにまつわるトピックを学ぶことで,今日のヨーロッパを取り巻く様々な問題について理解を深め,考察できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 授業の進め方の説明,注意事項,アンケートを取り,その結果から考えてもらう。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヨーロッパとは何か?地理的観点から1  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヨーロッパとは何か?地理的観点から2  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヨーロッパとは何か?歴史的観点から3  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) これまでの問題点の整理,課題テスト1  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヨーロッパの基礎をなすもの1—古代ギリシャ,ローマの遺産  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヨーロッパの基礎をなすもの2—古代ギリシャ,ローマの遺産  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヨーロッパの基礎をなすもの3—キリスト教世界  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) これまでの問題点の整理,課題テスト2  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) ヨーロッパを形成する国々。EUへの道のり1 (統合への始動)  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) ヨーロッパを形成する国々。EUへの道のり2(統合と残された課題)  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 現代フランスの課題1 (2015年,パリにおけるテロ事件がフランス社会に投げかけたもの)  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 現代フランスの課題2 (多様性のなかの統合はどこまでありうるのか)  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 映像にみるヨーロッパの多様性  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括,課題テスト3  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 

授業は原則的にZOOMを使い,ライブで毎回実施します。ミーティングのID,PWは授業開始までにDUETにてお知らせします。授業計画内容はあくまでも目安です。内容が前後したり(特に1回目と2回目の課題テストを実施する時期),受講者の興味の対象を知るために最初に採ったアンケート結果によって内容に若干の変化がある可能性もあります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%  授業の終わり毎にポイントと気づきをコメントシートに書いて提出してもらいます。授業開始から20分以降に来た場合はコメントシートを配りません。 
小テスト  60%  期間中,2回または3回,これまで扱った問題に関する小テストを行います。 

毎回,授業のまとめとコメント書いてもらうので,問題意識を持ってこの授業に参加してください。授業開始から20分以上の遅刻は認めません。 
授業日数の3分の2以上の出席がない場合は評価できないので注意してください。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
48 20.8 31.3 35.4 8.3 4.2 0.0 2.6 *

<テキスト/Textbook>

  プリント教材を配布 

 

<参考文献/Reference Book>

中嶋洋平  『ヨーロッパとはどこか-統合思想から読む2000年の歴史-』(吉田書店、2015)
 

<備考/Remarks>

担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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