シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


12212111 

△ヨーロッパ地域文化特論５ (第二次大戦後のヨーロッパ文化の変容)
Advanced Topics in the European Regions and Cultures 5
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  亀谷　百合佳

＜概要/Course Content Summary＞

本講義では，第二次世界大戦後のヨーロッパの社会の変容を，フランスを例に論じる。この時代のフランスを語るときに1940年の夏からおよそ4年間続いた対独協力路線を選んだヴィシー政権を抜きにして語ることはできない。未だにこの過ぎ去ろうとしない過去として呼ばれているこの期間は今日のフランスでどのような形で現れ，語られ，扱われているのか。　
フランス社会の変容を冷戦下における大衆文化，68年の5月の学生運動にピークを迎えた反体制運動のヨーロッパ文化への波及について多角的な視点から考察する。

＜到達目標/Goals,Aims＞

現代フランスについての知識を得る。現代フランス社会の諸問題について理解できるようになる。　
今後のフランスやヨーロッパの課題について問題意識を持てるようになる。

＜授業計画/Schedule＞

（実施回/
Week） 		（内容/
Contents） 		（授業時間外の学習/
Assignments）
（実施回/ Week） １  （内容/ Contents） イントロダクション（授業の進め方，成績評価について）　
フランス，ヨーロッパについてのアンケートをとって考える  		（授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） ２  （内容/ Contents） フランスとは何か？その１ （イメージ，ステレオタイプを通してみるフランス）  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） ３  （内容/ Contents） フランスとは何か？その２（時間軸と地理的軸から）  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） ４  （内容/ Contents） フランスとは何か？その３（時間軸と地理的軸から）  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） ５  （内容/ Contents） まとめ，課題テスト  （授業時間外の学習/ Assignments） 復習（1時間） 
（実施回/ Week） ６  （内容/ Contents） 第一次大戦前のフランス　その1  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） ７  （内容/ Contents） 第一次大戦前のフランス　その2  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） ８  （内容/ Contents） 両大戦間期のフランス  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） ９  （内容/ Contents） まとめ，課題テスト  （授業時間外の学習/ Assignments） 復習（1時間） 
（実施回/ Week） １０  （内容/ Contents） 郊外の問題にみる植民地時代の禍根　その1  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） １１  （内容/ Contents） 郊外の問題にみる植民地時代の禍根　その2  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） １２  （内容/ Contents） 第二次世界大戦後のフランス社会　その１  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） １３  （内容/ Contents） 第二次世界大戦後のフランス社会　その２  （授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） １４  （内容/ Contents） 映像に映し出されたフランスの文化変容　
  		（授業時間外の学習/ Assignments） 予習・復習（1時間） 
（実施回/ Week） １５  （内容/ Contents） 総括，課題テスト  （授業時間外の学習/ Assignments） 復習（1時間） 

授業は原則的にZOOMを使い，ライブで毎回実施します。ミーティングのID，PWは授業開始までにDUETにてお知らせします。授業計画内容はあくまでも目安です。内容が前後したり（特に1回目と2回目の課題テストを実施する時期），受講者の興味の対象を知るために最初に採ったアンケート結果によって内容に若干の変化がある可能性もあります。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

平常点(出席，クラス参加，グループ作業の成果等)  40%  毎回の出席は当然のこととし，授業の終わり毎にポイントと気づきをコメントシートに書いて提出してもらいます。授業開始から20分以降に来た場合はコメントシートを配りません。 
小テスト  60%  学期内３回の小テストがあります。 

問題意識をもって授業に参加されることを望みます。授業日数の３分の２以上の出席がない場合は評価できません。

＜テキスト/Textbook＞

随時，PDFでプリントを配布します。

＜参考文献/Reference Book＞

  授業で指示します。 

 

＜備考/Remarks＞

担当教員への連絡は，基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 
 
お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved.　無断転載を禁止します。