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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> ヨーロッパを言語の視点から捉え,考察していく講義である。地理的には比較的狭いながらも多くの言語が使われているヨーロッパでは,2001年の「欧州言語年」宣言に見られるように,言語の多様性,各言語間の平等を尊重する方向性が示されている。本講義ではできるだけ多くの具体的なヨーロッパの言語の姿に触れ,各言語がどのような歴史――他言語との摩擦,競合,混合の歴史――を経て現在に至っているかを概観し,ヨーロッパの市民の意思決定において言語的多様性がいかに重要な要因の一つであるかの認識を深め,ヨーロッパの統合と分離をめぐる今日的な問題の考察へとつなげていく。 <到達目標/Goals,Aims> ヨーロッパで使用されている諸言語とその使用地域や歴史的背景に関する基礎的な知識を獲得し,現代ヨーロッパの多言語状況を生じさせてきた様々な要因について深く理解し,そのような言語的多様性の意義について考察できるようになる。また,グローバル化および大規模な移民・難民受け入れの問題と直面するヨーロッパ諸国が試みている諸言語政策の政治的・社会的・文化的影響について,多角的・批判的な分析を行ない評価する力がつく。さらに,日本におけるこれまでの言語政策についての批判的考察および今後に向けての建設的な提言ができるようになる。 <授業計画/Schedule>
授業の進め方,予習や復習,中間・期末レポートの提出期限や提出方法などの詳細については最初の授業時に指示する。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
コメントペーパーの提出による平常点と中間レポート,期末レポート成績を合計して最終成績とする。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
テーマ別の参考文献は授業内で指示する。
<備考/Remarks> 担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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