シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


12209001 

△情報機器の操作
Information Literacy and Its Applications
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  西納 春雄

<概要/Course Content Summary>

【キーワード】コンピュータリテラシー,情報活用能力 
【概要】情報の取得と整理を目的としておこなう情報機器の操作は,最終的には情報の再利用とそれをもとにした他者への発信(コミュニケーション)を目的とします。自分自身に残すメモやノートも,それを利用する「未来の自分」は,実は他者となります。したがって,情報機器の操作,情報の取得・整理・発信は,誰が参照しても理解でき再利用しやすい内容と形式で行わねばなりません。 
 
そのような前提をもって,本講義は,情報化社会を担っていく上で必要となるコンピュータとネットワークの基礎知識と活用方法を,実習を通して習得します。コンピュータリテラシーと情報活用能力を養成するために,比較的使用頻度の高いワープロソフト,表計算ソフト,プレゼンテーションソフトの基本的な操作方法を講義し,実習を行います。また,インターネットを利用した効率的な情報収集の方法と,それに伴う著作権等の遵守についても解説し,実習を通じてメディアリテラシーの知識を修得します。講義資料の配布,内容確認テストなどは,汎用的な授業管理システム上で行い,今後教職に就いて授業管理システムを活用する準備とします。 
 
授業時には4GB(ギガバイト)以上の空き容量のあるUSBメモリを必ず持参すること。

<到達目標/Goals,Aims>

電子メールによるコミュニケーション,WWWの利用による情報収集によってネットワークの技能を修得することと,ワープロソフト(Word)による文書作成,表計算ソフト(Excel)を用いたグラフの作成,レジュメ資料作成等,プレゼンテーションソフト(PowerPoint)によるプレゼンテーションの基礎を行うことができることを到達目標とする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンピュータのしくみ(ハードウェア構成),フォルダやファイルの仕組み,コンピュータの基本操作  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 電子メールによる情報交換,メーラーの種類の違い,文書作成,送受信,同報通信,メールマナー  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) WWW(World Wide Web)による情報検索,ブラウザの基本操作,検索エンジンの特徴,著作権についての知識  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ワープロソフト(Word)によるドキュメント作成,起動と終了,基本操作  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ワープロソフト(Word)を活用した実践課題:報告文書(レジュメ)の作成,タイピングと文字入力の基礎,文書編集記号の活用  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ワープロソフト(Word)を活用した実践課題:行事案内文の作成,画像の挿入,図形の描画,より効果的なレイアウトの工夫  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 表計算ソフト(Excel)によるドキュメント作成,起動と終了,文字と数字の入力,計算式の入力,条件付き書式の入力  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 表計算ソフト(Excel)を活用した実践課題:一覧表の作成,データの抽出,より効果的なレイアウトの工夫   (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 表計算ソフト(Excel)を活用した実践課題:データセットとグラフの作成,他のデータシートからの数値の呼び出し,統計処理の基礎,グラフの作成  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) プレゼンテーションの基礎知識,アカデミックな分野,ビジネスの分野,教育分野などで,何が優れたプレゼンテーションかを考える  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) プレゼンテーションの組み立て:目的の明確化,聞き手の分析,話題の展開を考える  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) プレゼンテーション資料の作成:関連情報の収集と整理,取捨選択によってプレゼンテーションをより効果的に作り上げる  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) プレゼンテーション資料の作成:紙の上で設計したプレゼンテーションを,Word, Excel, PowerPointなどで作成する  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と次回授業の予習(約1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) プレゼンテーションの実践:5分程度のビジュアルを伴ったプレゼンテーションで,聴衆にアピールするプレゼンテーションとは何かを考える  (授業時間外の学習/ Assignments) 総復習とふり返り(約1時間) 

履修者のレベルと授業の進展具合によって予定を変更することもある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  20%  授業に積極的に参加しているか,自分自身の能力をさらに向上しようとする意欲が見えるか。 
期末レポート試験・論文  40%  技術習得の問題と,提出物において,どれだけ緻密な作業が行われているか  
クラスへの貢献度  20%  協調・協働した学習ができているか。 
提出物  20%  我流でうわべを飾るのではなく,基本的な学習事項を修得した提出物を作成しているか。 

<テキスト/Textbook>

  授業時に指示する。 

 

<参考文献/Reference Book>

久野靖,他  『キーワードで学ぶ最新情報トピックス2020』(日経BP社、2020)
 

<参照URL/URL>

Holmes Moodle 
授業用Moodleサーバです。 
同志社大学図書館 
学問と研究の入り口です 

<備考/Remarks>

授業時には4GB(ギガバイト)以上の空き容量のあるUSBメモリを必ず持参すること。 
担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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