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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> グローバリゼーションの世界史というのは,「グローバルヒストリー」と呼ばれる学際的な新学問領域のひとつの側面である。「グローバルヒストリー」という名称には大きく分けてふたつの意味合いが込められている。ひとつは,グローバル化された歴史像または歴史研究,いまひとつは,グローバリゼーションそのものの歴史,である。両者は密接不可分の関係にあり,本講義ではまずその関係から説き起こす。そもそもグローバリゼーションがいつから始まったのか,について多くの見解がある。またグローバリゼーションなる現象が溶解させる境界(バリア)の種類も様々である。これら時間や空間の問題について次に取り上げる。そしてグローバリゼーションの歴史,ないし,グローバルヒストリーと題する研究分野が取り扱ってきた主要なテーマである世界経済・民族・宗教・帝国などについての議論を順次紹介する。 <到達目標/Goals,Aims> グローバルヒストリーという新しい分野は,従来の世界史とどのように異なるのか?なぜ,いまそのような歴史が必要とされるのか?グローバルヒストリーを含むグローバル・スタディに必要とされるディシプリンとはいかなるものなのか?これらのことを授業を通じて自分なりに考え,理解できるようになる。また,全体的な視点から歴史を見つめなおし,国民国家中心史観など旧来の歴史観をしばりつけてきた枠組みを相対化し,柔軟に現代の問題を考えることができるようになる。 <授業計画/Schedule>
各回の授業内での議論の進み方に合わせて,個別のトピックを取り上げる順番が前後したりすることがある。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
理解し考えたことを自分の言葉でまとめることが強く求められる。特に期末レポートでは,参考にした文献の出典を記しているかどうかや,適切に段落分けがなされているかどうかなども評価基準となるので,レポートの書き方に関するマニュアルなどを参考にして,体裁に十分注意して書くこと。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<テキスト/Textbook> 課題として読んでくる文献を授業内で適宜指示する。 <参考文献/Reference Book>
<備考/Remarks> 担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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