シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


12200056-205 

△グローバル地域文化専門セミナーⅡ-205
Senior Seminar in Global and Regional Studies II-205
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  尾崎 茂

<概要/Course Content Summary>

 本セミナーは東アジアを中心に,アジア・オセアニア地域の言語・文化および現代社会の諸問題についての卒業論文を作成する,4年次学生対象の科目である。これまでに培ってきた外国語運用能力と地域文化の抱える諸問題に対する理解,分析の力を最大限に活かしながら,グローバル地域文化専門セミナーⅠで設定した自らの研究計画と秋学期開始前までの成果を土台に,卒業論文を完成させていく。授業時間中に各自の卒論進捗状況を発表する一方,担当教員の指導を受けながら,卒業論文の執筆を進めていく。各自の関心に沿って東アジアをはじめとするアジア・オセアニア諸国の言語・文化・現代社会の諸問題について卒論を書いていく過程で,論理的に自分の課題について考えることに喜びを見いだしていってほしい。

<到達目標/Goals,Aims>

 受講者がそれぞれの卒業論文執筆にむけて,論点を明確化し,適切な論理展開の組み立て方や学術論文の論述方法に則って卒業論文を完成させる。その作業を通して学術的な議論を楽しみ,かつ批判的な思考を養うことができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1  (内容/ Contents) 夏休み中の研究成果報告(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 夏休み中の研究成果報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 2  (内容/ Contents) 夏休み中の研究成果報告(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 夏休み中の研究成果報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 3  (内容/ Contents) 夏休み中の研究成果報告(3)  (授業時間外の学習/ Assignments) 夏休み中の研究成果報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 4  (内容/ Contents) 夏休み中の研究成果報告(4)  (授業時間外の学習/ Assignments) 夏休み中の研究成果報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 5  (内容/ Contents) 夏休み中の研究成果報告(5)  (授業時間外の学習/ Assignments) 夏休み中の研究成果報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 6  (内容/ Contents) 夏休み中の研究成果報告(6)  (授業時間外の学習/ Assignments) 夏休み中の研究成果報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 7  (内容/ Contents) 卒業論文執筆状況報告(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒業論文執筆状況報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 8  (内容/ Contents) 卒業論文執筆状況報告(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒業論文執筆状況報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 9  (内容/ Contents) 卒業論文執筆状況報告(3)  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒業論文執筆状況報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 卒業論文執筆状況報告(4)  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒業論文執筆状況報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 卒業論文執筆状況報告(5)  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒業論文執筆状況報告準備(2時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 卒業論文の内容・書式に関する質疑応答 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 卒業論文全体の確認(2時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 合同成果発表会準備  (授業時間外の学習/ Assignments) 成果発表会資料(下書き)作成(2時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) コース合同の成果発表会(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 合同成果発表会準備(2時間) 
 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) コース合同の成果発表会(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 合同成果発表会準備(2時間) 

 担当教員と相談しながら,計画的に卒論の調査・執筆作業を行い,自らの発表時にはその時点での成果と解決すべき課題をハンドアウトにまとめて発表すること。また他の学生の発表を批判的に聞き,討論の中で積極的に疑問点などを提起することにより,論理的思考の楽しみをつかんでいってほしい。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  20%  出席,積極的な議論への参加など,ゼミへの取り組みから総合的に評価する。 
クラスで発表など  50%  主体的な文献渉猟・調査に基づいた卒業論文執筆の進捗状況の報告,発表時ハンドアウトの質,卒論発表会への取り組みなど。 
提出物  30%  第11回までの授業と合同成果発表会の発表用資料(スライド・ハンドアウト)を期日通りに提出すること。 

 各週の発表担当者は,発表前週までに発表資料を準備し,配布すること。発表が当たっていない者は,発表者から配布された資料を読み込み,授業中の議論・コメントの準備をしておくこと。毎週,発表者だけではなく,その他のゼミ生についても,授業計画コメントに則って授業への貢献状況を評価する。

<テキスト/Textbook>

戸田山和久  『新版 論文の教室-レポートから卒論まで-』 (NHK出版、2012) ISBN:9784140911945  論文は一定の形式を整えた上で自らの研究成果を発表するための文章である。その形式を守って卒論執筆を進める指針として,本書は最適なものの1つである。必ず購入して,適宜参照しながら卒論作成を進めること。amazon.co.jpからスマートフォン・タブレット端末で利用可能なKindle(電子書籍)版も購入可能。 

 

<参考文献/Reference Book>

井下千衣子  『思考を鍛えるレポート・論文作成法』第3版 (慶應義塾大学出版会、2019)ISBN:9784766425772 
 

2019年度の発展セミナーで購入済み。上記教科書とともに参照し,一般的な論文書式に従って卒業論文を作成できているか,随時確認すること。

<備考/Remarks>

担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の連絡方法は授業中に指示する。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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