<概要/Course Content Summary>
「ヨーロッパ研究入門Ⅱ」(2017年度以前生は「グローバル地域文化の基礎」)では,ヨーロッパの多様性を各地域や各国の事情や諸条件に即して理解していく。 具体的には,まず,各地域や各国の理解のために必要な歴史,地理,社会,政治的諸条件を踏まえたうえで,ヨーロッパの各地域や各国の都市(ロンドンやパリなど)にフォーカスを当て,それぞれの地域文化や文化事象をとりあげつつ,ヨーロッパの多様性について理解することを目的としている。そのなかで,各地域や各国の自己認識,近隣地域や隣国との関係などについて扱うと同時に,国家やヨーロッパからの分離・独立への志向にも注目しながら,なぜ,ヨーロッパを「一つのヨーロッパ」としてとらえることが困難であるのかについても考える。 なお,この科目はオムニバス形式であり,イギリス,フランス,ドイツ,ロシア,スペインを専門とする5名の担当者が講義を行うが,これらの地域や国以外についても,ゲストスピーカーの講義を予定している。 また,この講義では映像資料や音声資料を活用する場合がある。
<到達目標/Goals,Aims>
・ヨーロッパの各地域や各国の歴史,地理,文化,社会,政治的諸条件を理解し,ヨーロッパの多様性について理解できるようになる ・ヨーロッパの多様性について理解したうえで,ヨーロッパを「一つのヨーロッパ」としてとらえることが困難な要因についても考えられるようになる
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
オリエンテーション(担当教員の紹介,授業概要,受講の注意事項,成績評価など)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
2
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(内容/ Contents)
スペイン(1)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
3
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(内容/ Contents)
スペイン(2)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
4
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(内容/ Contents)
ドイツ(1)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
5
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(内容/ Contents)
ドイツ(2)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
6
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(内容/ Contents)
ロシア(1)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
7
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(内容/ Contents)
ロシア(2)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
8
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(内容/ Contents)
前半のまとめ(担当者5人によるQ&A)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
9
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(内容/ Contents)
フランス(1)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
10
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(内容/ Contents)
フランス(2)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
11
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(内容/ Contents)
ゲストレクチャー(1)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
12
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(内容/ Contents)
ゲストレクチャー(2)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
13
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(内容/ Contents)
イギリス(1)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
14
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(内容/ Contents)
イギリス(2)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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(実施回/ Week)
15
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(内容/ Contents)
後半のまとめ(担当者5人によるQ&A)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習(1時間)
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各担当者がそれぞれ2回ずつ講義をする。また,ゲストスピーカーによる講義を2回予定している。 実施回は予定であり,ゲストスピーカーの都合により変更される可能性がある。 なお,本科目はネット配信であり,全体の約半数を双方向のリアルタイムオンライン形式で行う予定である。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点
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20%
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出席および授業への参加度を評価する。
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期末試験・レポート
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80%
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小テスト,レポートの内容を評価する。
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受講者は,5人の担当者それぞれの指示に従い,課題を提出する。テーマや提出期日,分量,提出方法その他の詳細については各担当者が連絡する。平常点と試験・レポートの評価とを総合して最終的な成績を算出する。
<成績評価結果/Results of assessment>
成績評価の見方について/Notes for assessment
登録者数 |
成績評価(%) |
評点 平均値 |
備考
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A |
B |
C |
D |
F |
他 |
89 |
22.5 |
29.2 |
27.0 |
14.6 |
6.7 |
0.0 |
2.5 |
* |
<テキスト/Textbook>
授業時に指示する。
<参考文献/Reference Book>
各担当者が授業中に指示する。
<備考/Remarks>
担当教員への連絡は,DUET,e-class,メールによるものとする。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。
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