シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


12200002 

△グローバル・スタディーズ論
Theories of Global Studies
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

小野 文生 二村 太郎 穐山 洋子 渡辺 文
浅羽 祐樹 神崎 舞

<概要/Course Content Summary>

 「グローバル地域文化論Ⅰ」に続く必修科目である本講義においては,グローバリゼーションが経済や政治のみならず歴史,思想,文化など様々な次元において大きな変容をもたらす現象であることを明らかにする。そのうえで,これらの多次元性を読み解き考察を深めるために有用な複数のディシプリン(学術的専門分野)を紹介し,この学部での本格的な学びへの導きとしたい。 
 グローバル化する世界と地域の諸問題を前にして,自分はそのどの次元に関心を持ち,それを具体的にどのような視点から,どのような方法を用いて取り組んでいくのがよいかを考えていくことはとても重要なことである。本講義ではグローバリゼーションに関わる重要な問題群を,専門分野を異にする6人の教員がそれぞれの専門的な立場から論じていく。ここではヨーロッパ,アジア・太平洋,アメリカというコースの枠組にとらわれるのではなく,同じ問題に関する異なる専門的視点からの分析や考察に触れることで,受講者各々が自らの関心の対象をより明確にし,またそれにふさわしいアプローチを模索する機会としてほしい。さらにこの講義では,それらの問題群に含まれている複雑な関係性を十分に読み解いていくために,専門分野の枠を超えた共同作業が不可欠であることにも触れていきたい。 
 2020年度はグローバリゼーションについて考える際の重要な鍵の一つである「他者」を共通テーマとして設定し,歴史学,地理学,思想研究・宗教学,演劇学,政治学,人類学の専門的観点から論じていく予定である。ここでの知見を踏まえ,2年次に履修する「グローバル地域文化教養セミナー」でさらに自身の関心分野での学びを深めるようにしてほしい。

<到達目標/Goals,Aims>

・グローバリゼーションの多次元性が理解できるようになる。 
・本学部での学習・研究の軸となる複数のディシプリンに触れ,それぞれに特徴的な問題への向き合い方,問いの立て方について学ぶことができるようになる。 
・自らの関心の対象をより明確にし,またその対象に取り組む上で有効なアプローチを考え,そのために必要な学びの道筋を具体的に意識することができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 歴史学の視点から(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 地理学の視点から(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 思想研究・宗教学の視点から(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 演劇学の視点から(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 政治学の視点から(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 共同討議1―中間のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 歴史学の視点から(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 地理学の視点から(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 思想研究・宗教学の視点から(2) 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 演劇学の視点から(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 政治学の視点から(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 人類学の視点から(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 人類学の視点から(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容を復習し,紹介された文献を読み,考察を深める(1時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 共同討議2―まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習(1時間) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  60%  毎回の講義の翌週にコメントペーパーを提出し,その内容を各担当者が評価する。 
期末レポート試験・論文  40%  具体的なテーマは授業内で指示する。 

評価方法については第一回授業時に詳細を説明する。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
201 8.5 26.4 39.3 16.9 9.0 0.0 2.1 *

<テキスト/Textbook>

適宜資料を配布する。

<参考文献/Reference Book>

各担当教員が授業内で指示する。

<備考/Remarks>

担当教員への連絡は,基本的に授業直後の時間帯に行うこと。それ以外の場合はDUETのメッセージ機能やe-classから連絡を試みること。それでも連絡が取れない場合は教員の所属学部事務室にて相談すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。