シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△多文化間コミュニケーション
Multi-Cultural Communication
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  鈴木 伸子

<概要/Course Content Summary>

文化背景の異なる人々の間のコミュニケーションを円滑にすることを目的に,開かれた心と態度,コミュニケーション活動への積極的な参加行動力を養う。異文化間コミュニケーションの主な理論とエクササイズを通して,多文化理解に必要な自己の気付き,自文化および他文化に関して学習し,コミュニケーション・スキルを身に付ける。ステレオタイプ,自己開示,パラ言語,言語コミュニケーション,非言語コミュニケーション,エポケー等を学び,自分の異文化体験を客観的に分析できるようになることを目指す。頻繁に,DVDやウェブ上の動画の視聴を行う。また,毎回,学生によるミニスピーチと,授業3回に1度の割合で,学生による話題提供のプレゼン(授業内で取り上げた内容に関連した異文化接触関連のトピック)も行う。

<到達目標/Goals,Aims>

異文化理解の基礎的な知識を身につけ,多様な文化の価値観が理解できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1  (内容/ Contents) オリエンテーション(授業の概要,目的,アンケート)とミニスピーチについて  (授業時間外の学習/ Assignments) なし 
(実施回/ Week) 2  (内容/ Contents) 日本型コミュニケーションと私たち  (授業時間外の学習/ Assignments) ミニスピーチ準備(発表者のみ)と発表準備・レポート準備 
(実施回/ Week) 3  (内容/ Contents) 入管法改正と外国人の在留資格  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 4  (内容/ Contents) 日本で暮らす・働く外国人  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 5  (内容/ Contents) 《個人orグループ発表①》  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 6  (内容/ Contents) 日本の移民政策と多文化社会への道  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 7  (内容/ Contents) 言語習得と子どもの発達  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 8  (内容/ Contents) バイリンガル  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 9  (内容/ Contents) 《個人orグループ発表②》  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 情報処理と私たちの脳  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) マイノリティとマジョリティ:LGBT  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 《個人orグループ発表③》  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 異文化トレーニングワークショップ  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 最終個人レポートの概要発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 

・受講生の人数と理解状況によって,授業計画を変更する可能性がある。 
・授業はグループ・ディスカッションを中心に進める。 
・毎回の授業の最後に,授業で学んだことを「授業振り返りシート」にまとめる。 
・異文化理解の基礎知識に関しては,適宜,小テストを実施する。 
・ゲスト・スピーカーによる講義を行う可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  20%  出席,授業への参加度,グループ・ディスカッションなど 
授業での課題発表  30%  ミニスピーチと個人またはグループ発表のテーマ・構成・プレゼン 
最終個人レポート  50%  レポートのテーマ・構成・日本語表現 

・レポートや提出物は,それらの提出期限,質,提出条件を満たしているかによって,評価します。 
・DVDや動画を頻繁に視聴しますが,視聴に集中せず,スマホなどをいじっている者がいた場合には,視聴を即座に取りやめます。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
15 46.7 26.7 26.7 0.0 0.0 0.0 3.2

<参考文献/Reference Book>

鈴木伸子  『日本語教育能力検定試験に合格するための異文化理解13』(アルク、2007)
 

小林明子,福田倫子, 向山陽子, 鈴木伸子  『日本語教育に役立つ心理学入門』(くろしお出版、2017年)
 

<備考/Remarks>

・毎回,冒頭に順番を決めてミニスピーチを行います。グループ・ディスカッションも行いますので,遅刻・欠席をしないようにしてください。 
・学期中に3〜4回,動画やDVDなどの映像資料を視聴します。視聴後,グループディスカッションやリアクションペーパーなどの活動に取り組むことがあります。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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