シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11933120-002 

△通訳翻訳の実践2-2
Theory and Practice of Interpreting 4-2
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

  入江 沢竜

<概要/Course Content Summary>

通訳翻訳の実践1に引き続き,通訳概論や通訳の練習方法を学ぶ。春期よりさらに実践的な力をつけることを目的とし,実践訓練に主眼を置く。いろいろな通訳の現場で要求される語彙力,集中力,表現力,思考力,知識等の能力を理論的に学び,講師の通訳者・翻訳者としての実務経験に基づき,通訳現場の臨場感を再現した中での通訳実習を試みる。

<到達目標/Goals,Aims>

・通訳を行う際の心構え,マナーを身につけることができる。 
・イントネーションを矯正し,訳出のスピードアップを図る。 
・いくつかの通訳訓練法を通じて日本語,中国語のブラッシュアップができる。  
・通訳者として必要な専門用語や知識を習得し,一般的社会情勢の理解に加え,文化的背景の相違などを理解することができる。  
・逐次通訳を自ら行うことにより,講義で理解した内容を実感し,体得することができる。  
・通訳をより多角的に捉え,考えることができる。  

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments) なし 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 講義(通訳概論,通訳訓練法の紹介)  (授業時間外の学習/ Assignments) なし 
(実施回/ Week) 第3回~第13回  (内容/ Contents) 宿題テスト,講義,通訳訓練  (授業時間外の学習/ Assignments) 宿題(1分間スピーチの準備等) 
30分程度 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 通訳実技①  (授業時間外の学習/ Assignments) 通訳実技の準備 
30分程度 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 通訳実技②,まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 通訳実技の準備 
30分程度 

初回授業での受講生レベルチェックや並行クラスとの関連性を考慮し,2回目授業以降の進度などによっては,授業計画を変更する可能性があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  出席状況と授業,宿題への積極的な取り組み 
期末レポート試験・論文  40%  翻訳 
小テスト  30%  宿題テストを計10回程度実施,クイックレスポンスの出来栄え 

<テキスト/Textbook>

プリント,資料等を随時配布します。

<参考文献/Reference Book>

周斌(訳者:加藤千洋,鹿雪螢)  『私は中国の指導者の通訳だった-中日外交最後の証言-』(岩波書店、2015)
 

塚本慶一  『中国語通訳への道』(大修館書店、2013)
 

<備考/Remarks>

bigdragon.arigatou@gmail.com 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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