シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11933064-003 

△応用演習2-3
Intermediate seminar 2-3
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

  鈴木 伸子

<概要/Course Content Summary>

これまでのゼミで学んだ質的研究のためのデータ収集と分析方法の学習を活かし,本格的な研究計画の立案と,データ収集を開始する。各自のテーマにそって自律的に調べて授業内で発表し,その内容を全員で議論しては次の作業に続ける形で進める。これら個人発表以外に,毎月1回程度,日本企業で働く外国人社員の実態とその雇用システムの特徴,日本の移民政策の特徴などについて,日本企業や社会のマクロに関する講義を聞いた上で,ミクロに相当する外国人社員・留学生・介護士・技術研修生などの日本在住外国人を対象とした論文の講読も行う。これは,社会的背景というマクロと個人の行為というミクロの対象をどのように往還して質的研究論文を書き上げるか,というプロセスを学ぶためである。

<到達目標/Goals,Aims>

・卒業研究のためのデータ収集をおこなって,おおまかなアウトラインがつくれるようになる 
・日本と海外の雇用制度や人材育成の違いについて理解し,日本の就職活動と就労の問題点を表層ではなく学術的な視点から深く議論できるようになるとともに,日本の就労をめぐるルール(給与制度・在留資格・福利厚生など)を知る。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション 
これまでの学習と今後の研究計画(グループワーク) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 配布した資料の講読による予習復習とミニスピーチ・発 表準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本の就職活動と留学生 
日本企業の雇用と外国人社員(ジョブ型とメンバーシッ プ型) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業研究のテーマと研究計画プレゼン(個人発表)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業研究のテーマと研究計画プレゼン(個人発表)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業研究のテーマと研究計画プレゼン(個人発表)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本の就職活動と留学生(選考方法の問題点) 
外国人社員のキャリア形成と家族(結婚・育児・介護) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業研究の進捗状況プレゼン(個人発表)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業研究の進捗状況プレゼン(個人発表)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業研究の進捗状況プレゼン(個人発表)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 日本の移民政策と外国人社員(出入国管理政策と高度外国人)ー海外との比較  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 卒業研究の進捗状況プレゼン(個人発表)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 卒業研究の進捗状況プレゼン(個人発表)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 卒業研究の進捗状況プレゼン(個人発表)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 期末レポートアウトライン発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 

・履修者の人数や関心に応じて授業内容が変更になることがあります。  
・配布した資料は必ず読んで予習・復習を行うこと。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  出席率+討議への参加姿勢(他履修者の発表をよく聞き,適切な質問やコメントを積極的にしているか) 
期末レポート試験・論文  30%  15回の講義を通じて,ひとつ研究テーマを決めること。 
クラスで発表など  40%  履修者全員で,文献講読と課題発表の外に,ESや履歴書の作成・面接などをテーマとするワークショップの企画と実施も担当します。 

<テキスト/Textbook>

授業内で指示します。必要に応じてプリントを配布します。

<参考文献/Reference Book>

濱口桂一郎  『若者と労働-「入社」の仕組みから解きほぐす-』(中公新書ラクレ、2013)
 

本田由紀  『社会を結びなおす-教育・仕事・家族の連携へ-』(岩波ブックレット、2014)
 

上野千鶴子  『女たちのサバイバル作戦』(文春新書、2013)
 

上記以外にも授業内で随時紹介します。必要に応じてプリントを配布します。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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