シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11933064-001 

△応用演習2-1
Intermediate seminar 2-1
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

  脇田 里子

<概要/Course Content Summary>

 3年次春学期ゼミまでに学んできた知識を総括し,さらに発展させる。4年次で受講生が自らの研究課題に取り組む研究テーマを決めるために,情報収集能力,分析・批判能力,日本語で研究レポートを書くために必要な論理的思考能力や表現力を養成することを目的とする。 
 受講者の関心のある研究分野について,参考文献を批判的に読みながら,問題の背景や問題意識を理解することはもちろん,与えられた事象に対する観察・分析手法,理論的な枠組み等を理解していく。ソーシャル・ディスタンスに配慮しながら,グループワークやピア・リーディング活動(PR)を行い,意見交換する。授業で読む文献以外にも,自分から積極的に,他の書籍や論文を読み進める。 
 また,『情報生産者になる』を読み解きながら,論文とは何か,研究とは何かを学んでいく。 
 

<到達目標/Goals,Aims>

・研究することはどのようなことか,理解できるようになる。 
・関連する文献を探し,批判的読解(クリティカル・リーディング)を通し,その内容を整理・分析できるようになる。 
・自分の研究テーマを絞ることができるようになる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1週  (内容/ Contents) 授業ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習課題,発表準備(1~2時間) 
(実施回/ Week) 第2週  (内容/ Contents) 2019年度までのゼミ論文レビュー1 
『情報生産者になる』第1章 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第3週  (内容/ Contents) 2019年度までのゼミ論文レビュー2 
『情報生産者になる』第2章 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第4週  (内容/ Contents) 関心のあるテーマの文献レビュー3 
『情報生産者になる』第3章 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第5週  (内容/ Contents) 関心のあるテーマの文献レビュー4 
『情報生産者になる』第4章 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第6週  (内容/ Contents) 関心のあるテーマの文献レビュー5 
『情報生産者になる』第5章 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第7週  (内容/ Contents) 研究テーマについての発表1(1) 
『情報生産者になる』第6章 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第8週  (内容/ Contents) 研究テーマについての発表1(2) 
『情報生産者になる』まとめ 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第9週  (内容/ Contents) 関心のあるテーマの文献レビュー6  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第10週  (内容/ Contents) 関心あるテーマの文献レビュー7  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第11週  (内容/ Contents) 関心あるテーマの文献レビュー8  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第12週  (内容/ Contents) 関心のあるテーマの論文レビュー9  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第13週  (内容/ Contents) 関心のあるテーマの論文レビュー10  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第14週  (内容/ Contents) 研究テーマについての発表2(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 第15週  (内容/ Contents) 研究テーマについての発表2(2),総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 

・受講生の人数や理解状況によって,授業計画を変更する可能性がある。 
・テーマに関する書籍や論文を選び,内容をまとめ,自分の関心や意見を発表する。 
・対面授業では,協同学習による授業運営を行うため,遅刻・欠席をしないように心がけてください。 
・情報教室で授業を行う。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

文献レビュー  40%  過去のゼミ論文,関連するテーマの参考文献,論文などをレビューする。 
振り返り  10%  授業後,授業でのディスカッションや新しい気づきを振り返る。 
事前課題  10%  『情報生産者になる』に関する課題を提出する。 
レポート  20%  文献レビューをふまえ,関心のあるテーマについて,研究計画を書く。 
発表  20%  研究テーマについて,所定のフォーマットを用い,レジュメを作成,配布し,口頭発表する。パワーポイントによる発表も可。 
特記事項    対面授業では,5 回以上の欠席は単位を認めない。30分以上の遅刻は欠席扱いにする。30分以内の遅刻3回で,欠席1回の扱いにする。 

・文献レビューは,紹介する文献を選んだ理由,その論文の研究目的,研究方法,結果をまとめ,自分のテーマとどのように関係するかを中心にまとめる。

<参考文献/Reference Book>

井下千以子  『思考を鍛えるレポート・論文作成法』第3版 (慶應義塾大学出版会、2019)「アカデミック・ライティング1・2」で使用した教科書。 
 

上野千鶴子  『情報生産者になる』(ちくま新書、2018)
 

・論文を書く目的や方法について,わかりやすく,かつ,詳しく説明してあります。 
・この本はAmazonの Kindle版 があります。Kindle版での購入を薦めます。 

<備考/Remarks>

・教員の連絡先は第1回の授業で知らせる。 
・3年次ゼミでは就活に関する臨時講義が入る場合がある。 
・授業内活動に不安を抱えている場合,個人的な事情を考慮し,代替措置を検討する。 
・今後,新型コロナウィルスの感染状況に応じ,柔軟に対応する。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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