シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11933062-002 

△基礎演習-2
Threshold Seminar-2
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

  須藤 潤

<概要/Course Content Summary>

日本語に関するそれぞれの専門分野の理解をさらに深め,研究方法を学ぶ。授業は受講生の発表とそれに関するディスカッションを中心に行われる。この授業では,問題意識を深め,情報収集能力や,分析・批判能力を高めていくのが目的である。  
日本語の音韻,コミュニケーション等に関する諸問題を話しことばの側面から考える。その中から特定のトピックを取り上げ,まず,問題の背景や問題意識を理解することを目指す。その上で,与えられた事象に対する観察・分析手法を理解するための知識,枠組み等を身に付けることを目標とする。さらに,発表等を通じて,ディスカッション,意見交換等ができるようになることを目標とする。

<到達目標/Goals,Aims>

・日本語の音声学・音韻論,コミュニケーションに関する諸問題について興味が持てるようになる。 
・日本語を第2言語とする立場で,日本語の音声学・音韻論・日本語によるコミュニケーションに関する現象を身の回りから収集し,初歩的な観察や分析できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) オリエンテーション/音声言語の特質  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習(2時間) 
(実施回/ Week) 第2・3回  (内容/ Contents) 音象徴  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習(各回2時間) 
(実施回/ Week) 第4・5回  (内容/ Contents) ガ行鼻音  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習(各回2時間) 
(実施回/ Week) 第6・7回  (内容/ Contents) アクセントの弁別機能  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習(各回2時間) 
(実施回/ Week) 第8・9回  (内容/ Contents) 雑談  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表準備(4時間) 
予習(各回2時間) 
(実施回/ Week) 第10・11回  (内容/ Contents) イエ電とケータイの会話のしくみ  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表準備(4時間) 
予習(各回2時間) 
(実施回/ Week) 第12・13回  (内容/ Contents) メール・SNSなどにおける敬語・丁寧さ  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表準備(4時間) 
予習(各回2時間) 
(実施回/ Week) 第14・15回  (内容/ Contents) テーマ別演習 
※テーマによってはフィールドワークをすることがある。 
(授業時間外の学習/ Assignments) 個人での発表準備(6時間) 

授業内容については,受講生との相談の上で変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席・参加度)  30%  出席率・授業での積極性 
発表  20%  発表資料の作成・発表の仕方・発表内容について評価する 
レポート・エッセイ  50%  予習内容の把握,授業内容の把握確認 

<テキスト/Textbook>

プリントを配布する。

<参考文献/Reference Book>

授業内で紹介する。

<備考/Remarks>

日本語コース2017年度以前の入学生のみ履修可能の科目である。2018年度以降入学の学生は履修できず,また,他の科目とも合同ではないため,履修登録したとしても少人数のクラスとなることを承知してほしい。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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